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墨汁マガジンVol.431「イーサリアムの今後は上がる?レジスタンスが時間と共に変動する理由をETH損益分岐点から分析」

目次
  • 1 イーサリアムのレジスタンスと重い上値
  • 2 ETH損益分岐点別レジスタンス
  • 3 レジスタンスには時間を考慮する必要がある
  • 4 イーサリアム市場の心理状態を考慮する
  • 5 イーサリアムの今後
  • 6 まとめ

イーサリアム価格は、コロナショックによる下落後と比較して約2.7倍を回復。コロナショック前最高値の3.2万円まで後少しとなっています。本稿ではイーサリアムの今後を、イーサリアム投資家達の損益分岐点とテクニカル分析上のレジスタンスの時間との変化を詳しく解説を行います。

 

イーサリアムのレジスタンスと重い上値

現在のイーサリアム価格は、米マイナーの損益分岐点を上回っており、世界で見ても平均的な電気代である場合、イーサリアムマイニングは利益が出る価格帯となっています。それらのことから、イーサリアムのハッシュレートは2019年10月水準まで回復しており、時折200TH/sを回復しています。

 

出典:https://www.coinwarz.com/mining/ethereum/hashrate-chart

 

これはETH価格の回復により、GPUマイニングを停止していたマイナーが再開したということです(現時点で新規投入は少ないため)。この米マイナーの損益分岐点を超えている点や、イーサリアム全体のフローから見るとこの価格帯以上から上値が重くなっていくため、要注意となっています。

イーサリアム全体の損益分岐点と加重別レジスタンスについては墨汁マガジンVol.352「イーサリアム高騰時の利確目安と加重別レジスタンス」を参照してくだい。

 

ETH損益分岐点別レジスタンス

ではマイナー損益分岐点及びイーサリアム投資家のレジスタンス別にチャートで見ていきましょう。まず現在の米マイナーの損益分岐点は

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