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墨汁マガジンVol.435「イーサリアム2.0バリデータ運用戦略Pt.1 管理の手間から考える」

目次
  • 1 イーサリアムバリデータのコスト
  • 2 イーサリアムバリデータ運用戦略
  • 3 リスク、コスト、管理の比較
  • 4 年間手数料と管理しやすさののトレードオフ
  • 5 ドルとスワップポイント
  • 6 年間手数料を計算する
  • 7 まとめ

イーサリアム2.0のバリデータでは、マイニングと違うリスクと利点があることがリスク比較でわかりました。本稿ではイーサリアムバリデータのステーキングという性質とリスクを考慮し、墨汁うまいが考えるバリデータ運用戦略について詳しく解説を行います。

イーサリアムバリデータとマイニングのリスク比較については墨汁マガジンVol. イーサリアム2.0バリデータとマイニングのリスク比較から運用方針を考える」を参照してください。

 

イーサリアムバリデータのコスト

イーサリアムバリデータになるには、32ETHとバリデータノードとなるPCを用意する必要があります。32ETHのコスト推移は最安値は2018年12月と2020年3月が約30万円前後、2019年6月と2020年2月では100万円を超えるため、これらのボラティリティを考慮してもイーサリアムバリデータ運用戦略は必須であることがわかるでしょう。

 

 

32ETH以外のイーサリアムバリデータの事前準備については墨汁マガジンVol.429「イーサリアムバリデータ 32ETHステーキングの事前準備にすること」を参照してください。

 

イーサリアムバリデータ運用戦略

ではイーサリアムバリデータの運用戦略について見ていきましょう。運用戦略は主に2つで、重要となるのは

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