目次
- 1 仮想通貨取引所などのステーキングプールはありか?
- 2 非中央集権プール”Rocket Pool”はありか?
- 3 VPSでイーサリアムバリデータを運用はありか?
- 4 自己ETH2バリデータノード
- 5 ステーキング方法とリスク比較
- 6 まとめ
イーサリアムバリデータは、32ETHをステーキングすることでバリデータとなることができますが、そのステーキングにはステーキングプールや、コントラクトによる非中央集権ステーキングプール、VPS、自己バリデータノードなど多くのステーキング手段があります。
本稿では今まで解説した上記のステーキング方法の中でどれがベストなのかについて詳しく解説を行います。2020年11月5日に32ETHのステーキングが正式に開始しました。ローンチパッドの使い方と実際の32ETHステーキングのやり方の手順はリサーチレポート「イーサリアム2.0ステーキングローンチパッドの使い方完全マニュアル デポジットコントラクトへ32ETHをステーキングする」を参照してください。
仮想通貨取引所などのステーキングプールはありか?
今後仮想通貨取引所などを介したイーサリアムステーキングがローンチされる可能性がありますが、イーサリアム2.0において運用戦略の対象外になります。これはまずステーキング委託という点で、
・ハッキングなどによる一律カット
・GOXによる資産損失
という取らなくていいリスクを受け、さらに取引所側の不手際によりCasperプロトコルから
・スラッシュリスク
・オフラインペナルティリスク
を受ける可能性や、それに加えて手数料を取られるという3重の問題があるからです。
非中央集権プール”Rocket Pool”はありか?
イーサリアム2.0の運用戦略としてDAOであるステーキングプール、Rocket Poolがあります。Rocketpoolのイーサリアム2.0ステーキングプールについては前提知識として墨汁マガジンVol.313「イーサリアム2.0のバリデータプール”Rocketpool”のリスクとペナルティ対策」を参照してください。
Rocket Poolは