- 1 図解で理解するYearn Finance一覧
- 2 Yearn Finace($YFI)はどういうプロジェクトか?
- 3 Yearn Finacneのプロダクト
- 4 レンディングのyEarn
- 5 より戦略化されたyVaults
- 6 Yearn Financeの利点とリスク
- 7 まとめ
イーサリアムDeFiアグリゲーターのYearn Financeは、いわばDeFiにアクセスするためのゲートウェイであり、2016年にイーサリアムクラシックが誕生するきっかけとなったThe DAOハックで有名な”The DAO”のある種の完成形となっています。
またYearn Financeのトークンである$YFIは今年5000%の高騰を記録しており、ビットコイン価格を超えたERC20トークンとして知られているでしょう。本稿ではYearn Financeの仕組みについて詳しく解説を行います。
The DAOについては墨汁マガジンVol.186「DAOとThe DAOの仕組み DAOは何がすごいのか?」を参照してください。
図解で理解するYearn Finance一覧
Vol.476「図解で理解するYearn Financeのわかりやすい仕組みPt.1 yEarnとyVaultsの利点とリスク」
Vol.478「図解で理解するYearn Financeのわかりやすい仕組み Pt.2 yETHの利点と戦略」
Vol.479「図解で理解するYearn Financeのわかりやすい仕組みPt.3 yETHのリスクを理解する」
Vol.580「図解で理解するYearn Financeのわかりやすい仕組みPt.4ガバナンス2.0 “Multi-DAO”とは?」
*不明な点についてはSlackの #雑談DeFi スレッドにて墨汁うまいに気軽に質問してください。
Yearn Finace($YFI)はどういうプロジェクトか?
Yearn FinanceはThe DAOのようなDAOベースの投資プロジェクトであり、DeFiの流動性マイニングやイールドファーミングをコントラクトで運用し、元となる資本金は投資家がコントラクトにデポジットしたものということです。Yearn Finaceのトークンである$YFIはガバナンストークンであり、イメージとしてはMaker DAOの$MKRのようなガバナンストークンです。
Yearn Financeの一番の特徴として、