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墨汁マガジンVol.588「図解で理解するFlashbotsの仕組み MEVを得つつDeFiのフロントランニングとガス高騰を抑制」

目次
  • 1 FlashbotsとEIP-1559
  • 2 Flashbots(フラッシュボット)とは?
  • 3 Flashbotsオークションの仕組み
    • 3.1 Flashbotsオークションの利点
    • 3.2 Searcherとは?
    • 3.3 Transaction BundleとBlock Template
  • 4 MEVとDeFiのプライバシー向上
  • 5 まとめ

イーサリアムがDeFiで抱えるMEV問題は、ガス代が1000Gweiを超えるほどの大きな影響を与えました。現在は10Gwei~50Gwei前後まで落ち着いてきており、この背景にはMEV対策の”Flashbots(フラッシュボット)”が関係しています。本稿ではMEVに対処するためのFlashbotsとオークションの仕組みについて図解で詳しく解説を行います。

MEVについては墨汁マガジンVol.582「MEVとは?図解で理解するイーサリアムDeFiのMEV問題」にて詳しく解説しています。

 

FlashbotsとEIP-1559

FlashbotsとEIP-1559はどちらもガス代を抑制し、適正値に持っていくためのイーサリアム上での対策です。ですがガス代を抑える目的の対象としている”原因”が異なるため、FlashbotsとEIP-1559が両方ともイーサリアムに必要なのです。

主な違いとしては

 

Flashbots→DeFiのフロントランニングによるMEV対策

EIP-1559→マイナーのスパム攻撃対策

 

となっており、ガス代高騰の理由と対処法が異なるのです。

EIP-1559の実装理由については墨汁マガジンVol.567「ロンドンでEIP-1559を実装する理由とイーサリアムへの影響 ETHは大量にバーンされるのか?」を参照してください。

 

Flashbots(フラッシュボット)とは?

Flashbots(フラッシュボット)とはMEVによるDeFiユーザーの利益を損なう状態を改善することを目的としたリサーチと開発組織のことを指し、MEVとフロントランニングの対策をする実装は正確には

 

「Flashbotsチームが提供するイーサリアム

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