- 1 World Liberty FinanceのWLFIが売却可能に
- 2 World Liberty Finance($WLFI)概要
- 3 WLIFトークンの概要
- 4 WLFIトークンとしての価値
- 5 WLFIのバイバック(買戻し)提案
- 6 WLFIをポートフォリオに加えるか?
- 7 まとめ
イーサリアム準備金を採用した仮想通貨トレジャリー企業のSharpLink Gaming($SBET)や元祖ビットコイン準備金企業のMicroStrategy($MSTR)が話題になる一方、ドナルド・トランプ大統領のファミリープロジェクトと言えるWorld Liberty Financeはイーサリアム準備金プロジェクトより先にETHを購入していたことで知られており、さらにWLIFトークンを売却可能となる実質的なTGEを行いました。
本稿ではWorld Liberty FinanceのWLFIトークンについての墨汁うまいの評価とポートフォリオに組み込むことを考えるのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。イーサリアム準備気については墨汁マガジンVol.1153「イーサリアム準備金企業によるETHドミナンスが与えるイーサリアム価格への影響」を参照してください。
World Liberty FinanceのWLFIが売却可能に
World Liberty Financeは2025年9月1日、WLFIトークンが売却可能となる送金可能を発表しました。最近のエアドロップなどで顕著であるように、
ポイント→送金不可→事実上のTGE
という手順を踏む場合が多く、直近のイーサリアムL2でzkEVMのLINEAなども実質的にポイントキャンペーンを長期間で2回も行い、さらにLXPやLXP-LをオンチェーンのSBTとして発行してようやく今月LINEAをClaimが可能となる状態です。
World Liberty Financeも同様であり、トークンだけ発行して売却できない実質のTGE先延ばしとなっていました。
WLFI送金可能発表:https://x.com/worldlibertyfi/status/1962489045453299801
World Liberty Finance($WLFI)概要
World Liberty Financeのプロジェクト概要は下記の通りとなっています。
項目 | プロジェクト詳細 |
---|---|
公式X(Twitter) | @worldlibertyfi |
チェーン | イーサリアム |
メインネットローンチ | 2024年8月8日 |
資金調達額 | 3億ドル(約467.31億円) |
資金調達方法 | ICO |
トークンシンボル | WLF |
種類 | DeFi |
創設年 | 2024年 |
トークン配布方法 | ICO |
総発行数 | 1京WLF |
コントラクト | 0xda0c0D0a0FF8262F3EE9Ee8A712B988Df897bE65 |
WLIFトークンの概要
WLFIトークンは2025年3月にICOを行い、
1 $WLFI = 0.015ドル
で売却を行っています。
バイナンスの上場時が一時0.5ドル前後をつけている一方、現在は0.18ドル前後を推移しており、この時点でICOの約12倍となっており、ICO参加者の売りが価格を下げているということがわかるでしょう。
ソラナミームプラットフォームのPump.fun同様に現在の相場ではICO割れしていない時点で優秀であると言える状態となります。一方で9月の相場がFOMCで大きく変わるまではICO売りが続くことが予見され、ポジションを取るには絶好のチャンスであると言えるのです。
Pump.funについては墨汁マガジンVol.1145「Pump.funとは?$PUMPトークンのICOとトークノミクスから分析するポートフォリオに加えるべきか?」を参照してください。
WLFIトークンとしての価値
ではWLFIトークンの価値について考えていきましょう。主なWLFIの特徴としては
1.ガバナンストークン
2.