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墨汁マガジンVol.1165「トランプファミリーのWorld Liberty Finance(WLFIトークン)の将来性 ポートフォリオに加えるべきか?」

目次
  • 1 World Liberty FinanceのWLFIが売却可能に
  • 2 World Liberty Finance($WLFI)概要
  • 3 WLIFトークンの概要
  • 4 WLFIトークンとしての価値
  • 5 WLFIのバイバック(買戻し)提案
  • 6 WLFIをポートフォリオに加えるか?
  • 7 まとめ

イーサリアム準備金を採用した仮想通貨トレジャリー企業のSharpLink Gaming($SBET)や元祖ビットコイン準備金企業のMicroStrategy($MSTR)が話題になる一方、ドナルド・トランプ大統領のファミリープロジェクトと言えるWorld Liberty Financeはイーサリアム準備金プロジェクトより先にETHを購入していたことで知られており、さらにWLIFトークンを売却可能となる実質的なTGEを行いました。

本稿ではWorld Liberty FinanceのWLFIトークンについての墨汁うまいの評価とポートフォリオに組み込むことを考えるのかについて仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。イーサリアム準備気については墨汁マガジンVol.1153「イーサリアム準備金企業によるETHドミナンスが与えるイーサリアム価格への影響」を参照してください。

World Liberty FinanceのWLFIが売却可能に

World Liberty Financeは2025年9月1日、WLFIトークンが売却可能となる送金可能を発表しました。最近のエアドロップなどで顕著であるように、

 

ポイント→送金不可→事実上のTGE

 

という手順を踏む場合が多く、直近のイーサリアムL2でzkEVMのLINEAなども実質的にポイントキャンペーンを長期間で2回も行い、さらにLXPやLXP-LをオンチェーンのSBTとして発行してようやく今月LINEAをClaimが可能となる状態です。

World Liberty Financeも同様であり、トークンだけ発行して売却できない実質のTGE先延ばしとなっていました。

 

 

WLFI送金可能発表:https://x.com/worldlibertyfi/status/1962489045453299801

 

World Liberty Finance($WLFI)概要

World Liberty Financeのプロジェクト概要は下記の通りとなっています。

項目プロジェクト詳細
公式X(Twitter)@worldlibertyfi
チェーンイーサリアム
メインネットローンチ2024年8月8日
資金調達額3億ドル(約467.31億円)
資金調達方法ICO
トークンシンボルWLF
種類DeFi
創設年2024年
トークン配布方法ICO
総発行数1京WLF
コントラクト0xda0c0D0a0FF8262F3EE9Ee8A712B988Df897bE65

 

WLIFトークンの概要

WLFIトークンは2025年3月にICOを行い、

 

1 $WLFI = 0.015ドル

 

で売却を行っています。

バイナンスの上場時が一時0.5ドル前後をつけている一方、現在は0.18ドル前後を推移しており、この時点でICOの約12倍となっており、ICO参加者の売りが価格を下げているということがわかるでしょう。

 

ソラナミームプラットフォームのPump.fun同様に現在の相場ではICO割れしていない時点で優秀であると言える状態となります。一方で9月の相場がFOMCで大きく変わるまではICO売りが続くことが予見され、ポジションを取るには絶好のチャンスであると言えるのです。

Pump.funについては墨汁マガジンVol.1145「Pump.funとは?$PUMPトークンのICOとトークノミクスから分析するポートフォリオに加えるべきか?」を参照してください。

WLFIトークンとしての価値

ではWLFIトークンの価値について考えていきましょう。主なWLFIの特徴としては

 

1.ガバナンストークン

2.

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