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墨汁マガジンVol.332「DAIのDSR(Dai Savings Rate)のロックは儲かるのか?手順とMCD発行、DeFiプロジェクト別MCDの対応まとめ」

目次
  • 1 DeFiプロジェクト別MCD(mcDAI)の対応状況
  • 2 DSR(Dai Savings Rate)の使い方
  • 3 DAI(MCD)の発行の仕方
  • 4 まとめ

Maker DAOはDAIの新たなバージョンとなるMCD(マルチコラテラルDAI)をローンチし、イーサリアムのDeFiは新たなステップへと移行したと言えます。MCDはDAIの総供給量を増やすだけでなくDeFi市場の流動性向上により、スリップリスク軽減やMMBOT需要の増加などが考えられます。

本稿ではMCDで新たに追加されたDai Savings Rate、通称DSRの使い方と実際にレンディングのように儲かるのかについて詳しく解説を行います。

 

MCDの仕組みについては下記マガジンを参照してください。

 

DeFiプロジェクト別MCD(mcDAI)の対応状況

Maker DAOの新たなMCDローンチはSAI保有者の移行だけでなく、イーサリアム上のDeFiエコシステム全体のサポートと移行が必須となります。現在DAI保有者が主に利用するDEXやレンディングプラットフォームはCompoundを中心に、DEXのOasis(元ETH2DAI)、Radar Relay、レバレッジに対応しているDEXのdYdXなどがあります。

11月末現在のコントラクト別の対応とサポート発表については下記表1.を参照してください。

表1.DeFiプロジェクト別MCDの対応

 

また仮想通貨取引所のCoinbaseやBittrex、BitfinexやKrakenなどはSAIを上場廃止し、DAI(MCD)への移行を12月2日までに対応するとしています。

 

DSR(Dai Savings Rate)の使い方

DSRでDAIを稼ぐには

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