目次
- 1 アルトコインをチェーン特性から分類する
- 2 ビットコイン系アルトコインの特性から見る需要
- 3 実データとして有効な指標
- 4 ライトコインやビットコインキャッシュの今後
- 5 まとめ
イーサリアムとDeFiの需要高騰によりイーサリアムドミナンスは12.3%まで回復しており、ビットコインドミナンスは60%を切りそうになっており、2020年最低値を更新する可能性が高まっています。これらのことからイーサリアムが市場をリードし、アルトコイン全体が高騰する”アルトコイン相場”の注目が続く一方、仮想通貨(暗号資産)時価総額ランキングの入れ替わりにより廃れるアルトコインが出てくるという懸念があるのです。
本稿では実際のデータと廃れるアルトコインの特徴から、今後廃れる可能性のあるあるアルトコインについて分析、定義と解説を行います。
アルトコイン市場の今後の変化については墨汁マガジンVol.459「仮想通貨の今後 アルトコインの高騰相場で時価総額ランキングが入れ替わる可能性」を参照してください。
アルトコインをチェーン特性から分類する
ブロックチェーンにおいて、ビットコインを元祖として応用させたチェーンが複数ありますが、基本的にはコンセプトはおおよそ5つに分類することができます。
ビットコイン系:ビットコイン、ライトコイン、ビットコインキャッシュ
イーサリアム系:イーサリアム、EOS、Polkadot、Avalanche、Tron
DeFiトークン:Chainlink, Maker DAO, Compound
取引所トークン:Binanceコイン
匿名送金:Zcash, Monero,
などが主要なものとなるでしょう。これらの分類から、異なるチェーンやトークンでは存在意義が別々にあり競合しないものの、最も重要なのは