- 1 FRB利上げを再度停止するもタカ派
- 2 FRB金利政策の見通し
- 3 金利と仮想通貨のエントリー見通し
- 4 仮想通貨をどこで買う?
- 5 まとめ
イーサリアムはビットコインよりも先に中長期トレンドが転換し、短い上昇トレンドが終了しました。一方で仮想通貨全体ではおなじみの展開となってきており、2022年から続く長期下落トレンドからのFTX破綻から次の仮想通貨(暗号資産)を買うエントリーポイントが迫ってきているともいえます。
本稿ではビットコインのテクニカル分析に続いてどこでイーサリアムや次の上昇トレンドでのテンバガー銘柄をエントリーする目安になるのかについてトレンドとテクニカル分析から仮想通貨投資家向けにわかりやすく解説を行います。
ビットコインの年末に向けた展望については墨汁マガジンVol.895「ビットコインが高騰するには?2023年末に向けたビットコイン相場の展望」を参照してください。
FRB利上げを再度停止するもタカ派
FRBは9月21日のFOMCで利上げすると思われていたものの
「金利を変更せずに既存の5.25%~5.50%を維持することを発表」
しました。
結果ドル円は一時148円を割れるもキープしており、ビットコイン価格には影響がなく若干の下がり気味となっています。
四半期であることからドットチャートが公開されるもFRBは依然としてタカ派であり、5%を超える高金利でも米国経済がリセッション入りしないと見ているということになります。9月は利上げしなかったものの、年内にもう1回の利上げが示唆されており、さらに2024年にはいってから利下げの可能性も示唆されているものの依然として仮想通貨相場には逆行となっていることがわかるでしょう。
ドットチャートと仮想通貨相場への影響については墨汁マガジンVol.792「ドットチャートとは?FRBのFOMCでビットコインが下落した理由と2023年の相場影響」を参照してください。
FRB金利政策の見通し
市場の予測では2023年9月から利下げがはじまり、2024年に向けて大きく利下げされるとみられていました。ですがFRBは依然としてインフレ率が高すぎることをあげ、本来の目標である2%を達成することに念頭を置いています。
これは仮想通貨相場において
「2023年