墨汁マガジンVol.899「二重三重にエアドロップを狙いつつOPトークンを報酬としてえる手法」

イーサリアムの価格が下がる一方で2023年はまさにzkEVMを採用したL2ネットワークへの移行段階であり、同時にLayerZeroやOrbiter FinanceなどのシームレスなCross-Rollupプロジェクトも含むエアドロップの最大利益を得られる絶好のチャンスであると言えるでしょう。またOptimismの提供するOP Stackがエコシステムを拡大しており、OPトークンが次の上昇トレンドにおけるポートフォリオの一部に組み込むべきであるとも言えます。

本稿ではエアドロップを獲得しつつ、OPトークンを報酬として得る方法について仮想通貨（暗号資産）投資家向けにわかりやすく解説を行います。

OP Stackの解説一覧

 

Vol.890「図解で理解する”OP Stack”Pt.1 イーサリアムL2にOP Stackを利用して展開する利点とは？」

Vol.897「図解で理解する”OP Stack”Pt.2 Optimsimのスーパーチェーン構想とは？Polkadotとの大きな違い」

 

OPトークンの報酬とエアドロップ

OPトークンはOptimismのガバナンストークンであり、BaseのようなOP Stackを採用しているOPチェーンはこのOPトークンのガバナンスの元動いています。このOPトークンはOP Stackが公式に発表された2022年10月17日の後に回復しはじめ、コインベースがBaseチェーンのローンチをOP Stack採用で行うと発表後OPトークンは14%の高騰を記録しました。

また2023年8月3日のBaseメインネット公式ローンチに向けて大きく価格が回復していることからも、OPトークンはL2仮想通貨銘柄としての１つの指標でもあるということが言え、ArbitrumのARBトークンと並んで下落にも強いことがわかるでしょう。

 

このOPトークンは特にエアドロップが期待されているLayerZero（レイヤーゼロ）関連のプロジェクトに対してGrants（助成金）として提供しており、

 

「これによりエアドロップのタスクをこなしながらOPトークンを報酬として獲得できる」

 

のが現状となっているため、常にOPトークン報酬を狙うべきでしょう。

 

OPトークンを報酬として得る

このOPトークンはOptimismのTVLを得て、収益を得るために提供されており、その代表格の１つとして

 

「LayerZeroが提供するCross-rollupブリッジのStargateのOP Mainnet（Optimism）でLPトークンをステーキングすることで得られる」

 

ことは広く知られているでしょう。

出典：Stargate – OptimismによるOPトークン報酬

 

この他にもOPトークンを報酬として得る方法には約9種類あり、

 

１．Socketのブリッジ報酬

２．