- 1 エアドロップのシビル対策の解説一覧
- 2 StarknetのSTRKシビル認定
- 3 TrustGoのシビル認定
- 4 TrustGo以外のシビル認定条件
- 5 STRKでシビル認定されたアカウント
- 6 これからのエアドロップに重要なこと
- 7 まとめ
イーサリアムのL2でzk-Rollupを採用したStarknet(スタークネット)がSTRKトークンのエアドロップと対象をついに発表、多くのユーザーがシビル対策の脚切りにより対象外となっています。本稿ではSTRKトークンエアドロップのシビル認定と今後のzkSyncやLinea、ScrollにLayerZeroのシビル対策について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
STRKトークンのエアドロップ詳細と価格については墨汁マガジンVol.945「STRKエアドロップ分析と今後のSTRKトークン価格の懸念点」を参照してください。
エアドロップのシビル対策の解説一覧
Vol.702「シビルアタック(Sybil Attack)とは?イーサリアムL2のエアドロップでシビルアタック認定される条件とNG行為」
StarknetのSTRKシビル認定
Starknetの全体参加者はTrustGoによると2024年2月時点で385.8万アカウントとなっているものの、
「STRKトークンのエアドロップ対象者は50.8万アカウント、つまり全体の7.59%しかSTRKエアドロップの対象となっておらず、シビル認定や脚切り対象となっている」
ということになります。
現状で公開されているSTRKトークンのエアドロップ対象とならなかった条件は
1.0.005ETHをスナップショット時に保有
2.100ドル以上の出来高
3.3ヶ月のアクティブ
という条件であり、多くはガス代を0.005ETH以上保有していないことがSTRKトークンの対象外の理由となっているのです。
TrustGoのシビル認定
ですがエアドロップ対象外となっているユーザーの中にはスナップショット時に0.005ETH以上あるいはずっと0.005ETH以上の残高を保有していたユーザーも対象外となっているのです。これらのアカウントは単純にシビル認定された可能性が高いといえ、
「StarknetはエアドロップにCelesita(TIA)と同様にTrustGoを採用していることから最悪の場合