墨汁マガジンVol.1079「仮想通貨（暗号資産）暴落から見る戦略的投機におけるNG行為」

ビットコイン価格は一時10万ドルを切る大きな下落となり、イーサリアムの下落からアルトコイン全体の大幅な下落を記録しています。本稿では戦略的投機におけるこのような短期的な下落時に取ってはいけないエントリーや利確戦略について仮想通貨（暗号資産）投資家向けにわかりやすく解説を行います。

仮想通貨の戦略的投機の解説一覧

Vol.821「上昇トレンドに向けてのポートフォリオ構成の投資戦略を考える」

Vol.822「次の仮想通貨上昇トレンドで100倍銘柄を見つけるには？傾向分析から見る“条件”」

Vol.823「仮想通貨における戦略的投機と投資の違い 性質を理解して100倍銘柄を狙うには？」

Vol.828「次期上昇トレンドで仮想通貨の投資適格銘柄をどう判断すべきか？」

Vol.959「【2024年版】億り人を仮想通貨(暗号資産)で達成するための具体的戦略とポートフォリオ」

Vol.1011「億り人を目指す場合のミームコインの投機戦略 1000倍を狙うミームコイン銘柄は？」

ビットコイン10万ドル割れのアルトコイン影響

ビットコイン価格は日本時間1月27日早朝に大きく下落を開始し、一時97500ドルを記録して１０万ドル割れとなりました。

この影響をより濃く受けているのはイーサリアム及びアルトコイン市場であり、最も下落率が高いのはソラナ（Solana）上で展開するAIエージェントのai16zの$AI16Zで-26%を記録、次にAIエージェントのフレームワークでイーサリアムエコシステムのBaseなどをベースとするVituals Protocolの$VIRTUALが-25%、そしてOP Stackを展開するイーサリアムL2のOptimismの$OPが-20%となっていることがわかります。

またずっと相場の弱さが顕著なDAレイヤー、Celestiaの$TIAが下落率は-15%前後となっていますが、回復も同じく弱い-11.28%となっているのです。

仮想通貨セクターの強弱からわかること

これら各セクターごとの動きを見るとある一点のポイントが見てきます。各データは下記の様になっています。