- 1 EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
- 2 EIGENで10%の利回りを目指すsEIGEN Vault
- 3 Concrete概要
- 4 Concreteとは?
- 5 ConcreteのDeFi運用Starategy
- 6 Concreteのリスク
- 7 ConcreteでEIGENを運用すべきか?
- 8 まとめ
仮想通貨のAWSを目指すイーサリアムのリステーキング「EigenLayer」はEIGENトークンのリステーキングで約4%の報酬を得られる一方、DeFiでの選択肢がない状態です。そんな中DeFiプロジェクトの「Concrete」が8%の利回りを目指すsEIGEN(Staked Eigen Vault)をローンチしました。
本稿ではConcreteのプロジェクト概要及びEIGENを運用するべきか?について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。
EigenLayer($EIGEN)の解説一覧
Vol.938「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.1 概要とリステーキングの意味」
Vol.939「図解で理解するEigenLayer(アイゲンレイヤー)Pt.2 AVSの抱える問題とEigenLayerのアプローチを理解する」
Vol.1125「【図解】EigenLayerのAVS「Espresso」とは?仕組みから見るエアドロップファーミング戦略」
Vol.1152「EigenLayer(EIGEN)が発表したEigenCloudとは?EigenCloudの概要と壮大な目標」
Vol.1154「EigenLayer(EIGEN)のEigenVerifyとは?EigenCloudがカバーするイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)の課題を理解する」
Vol.1185「EigenLayer($EIGEN)のEigenComputeとは?図解で理解するAVSとの違いと利点」
EIGENで10%の利回りを目指すsEIGEN Vault
イーサリアムのイールドデリバティブプロジェクトである「Concrete(コンクリート)」は10月10日にEigenLayerのEIGENトークンを対象としたsEIGEN Vault(Staked Eigen Vault)のローンチを発表。
最大で10%の利回りを目指すというイールドVaultであり、さらにConcreteのエアドロップも狙えるというプロダクトとなっています。現状EIGENトークンはAaveなどのレンディングに採用されておらず、DeFiとしての選択肢が少ないためこのような運用機会は非常に重要であると言えます。
sEIGEN Vaultの発表:https://x.com/ConcreteXYZ/status/1976303795165413885
Concrete概要
Concreteのプロジェクト概要は下記表の通りとなっています。
| 項目 | プロジェクト詳細 |
|---|---|
| 公式X(Twitter) | @ConcreteXYZ |
| 資金調達額 | 1700万ドル |
| 創設年 | 2024年 |
| メインネットローンチ | 2024年11月22日 |
| 開発元 | Concrete |
| トークンシンボル | TBA |
| チェーン | イーサリアム, Arbitrum等 |
| 関連技術 | レンディング |
Concreteとは?
DeFiプロジェクトのConcreteとは
「レンディングをベースとしたイールドデリバティブプロジェクト」
であり、最大リターンでの借入やDeFi運用を清算リスクを気にせずに行うことができるというDeFiプロジェクトです。これはいわば

