- 1 日銀YCC(イールドカーブ・コントロール)で実質利上げ
- 2 テクニカル分析に使用している理論一覧
- 3 日銀の実質的利上げの仮想通貨影響
- 4 年末のビットコインはどうなる?
- 5 イーサリアムは急激な変動に注意
日銀YCC(イールドカーブ・コントロール)で実質利上げ
2022年9月から行われた日銀によるドル円の為替市場介入による円買いにより約30年ぶりに150円を記録したものの、わずか2ヶ月で約20円もの円安に転じました。そして2023年のトレンドの命運を握る12月のCPI発表による下落と、15日のFOMCによる50bpsの利上げとドットチャートからの円安という激しい相場となりました。
そして12月20日の日銀によるイールドカーブ・コントロール(Yield Curve Control = YCC)、つまり長期金利の操作における実質の利上げを行ったことで1日で7円もの円高へと高騰したのです。
結果的に日経平均株価は下落し、仮想通貨市場へも大きな影響を与えました。
12月FOMCでドル円が円安に動いた理由については墨汁マガジンVol.792「ドットチャートとは?FRBのFOMCでビットコインが下落した理由と2023年の相場影響」を参照してください。
テクニカル分析に使用している理論一覧
前提知識として解説の不明な点は、下記テクニカル分析理論やファンダメンタルをわかりやすく実例で解説しているため参照してくだい。
テクニカル分析講座Vol.3 「テクニカル分析におけるトレンドの重要性 初心者を脱却して勝率を上げるための考え方」
テクニカル分析講座Vol.4 「ビットコインのトレンド分析から利大損小トレードを行う」
テクニカル分析の重要ポイント「イーサリアム価格とガス代の関係性は?ETH短期下落トレンドとビットコインはさらなる警戒へ」
Vol.42「仮想通貨価格の底を読む手法」
Vol.138「移動平均線(EMA)を仮想通貨のテクニカル分析に活用する手法」
Vol.194「テクニカル分析で長期移動平均線のゴールデンクロスを予測するトレード手法」
Vol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」
Vol.680「FRBの金利政策をテクニカル分析に組み込む方法 利上げのビットコインへの影響は?」
Vol.683「フォロースルーデー(Follow-Through Day)とは?上昇トレンドへの転換を定義する詳しい条件」
Vol.724「【2022年版】ビットコインの長期下落トレンドでいつBTCを買うのか?短期~中期と中期~長期でのエントリー戦略」
Vol.734「FRBのFOMCでの利上げと仮想通貨市場の関係性は?単純ではないFF金利と政策」
Vol.731「テスラ社のビットコイン損切りの真意とは?ビットコインの今後の大きな影響を理解する」
日銀の実質的利上げの仮想通貨影響
では日銀のYCCによる仮想通貨への影響を見てみましょう。まず大きな影響を受けたのはいうまでもなく
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