- 1 FTXグループが134社含む破産
- 2 テクニカル分析に使用している理論一覧
- 3 FTX破産の仮想通貨への影響
- 4 年末にビットコインは最安値更新か?
- 5 ビットコイン相場への大きな影響
- 6 ビットコインはいつ買いか?
- 7 イーサリアムは要注意
FTXグループが134社含む破産
FTXグループ(=FTX Trading = FTX.com)は日本時間11日23時に子会社含む134社全体を含めた破産申請をしたことを発表、米国における破産申請のチャプター11(Capter 11)によって再建を行うとしています。
この破産には日本法人のFTX Japan(元Liquid by Quoine)や、最大で金利8%が付与されていたFTX Earn(元Blockfolio)、さらに世界各国のFTX法人や破産のきっかけとなった元CEO、SBFことサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)の投資会社”Alameda Research(アラメダ・リサーチ)”を含んでいるのです。
これは2014年のマウントゴックス破産以上の巨大規模であり、債権者は10万人とされていますが、世界中のFTXからの出金ができない顧客を含めると100万人以上であると推定されているのです。というのもFTXグループから買収された日本の仮想通貨取引所Quoine(コイン)でさえ2019年1月時点で3万人以上の顧客がおり、FTX.comからの日本人アカウント移管を含めてもFTX Japanだけで10万ユーザーはいたと推測されるためです。
FTXが陥った仮想通貨取引所が抱える”流動性の問題”については墨汁マガジンVol.777「FTXの流動性危機はなぜ起きるのか?仮想通貨取引所が常に抱える問題と対策から見る原因」を参照してください。
テクニカル分析に使用している理論一覧
前提知識として解説の不明な点は、下記テクニカル分析理論やファンダメンタルをわかりやすく実例で解説しているため参照してくだい。
テクニカル分析講座Vol.3 「テクニカル分析におけるトレンドの重要性 初心者を脱却して勝率を上げるための考え方」
テクニカル分析講座Vol.4 「ビットコインのトレンド分析から利大損小トレードを行う」
テクニカル分析の重要ポイント「イーサリアム価格とガス代の関係性は?ETH短期下落トレンドとビットコインはさらなる警戒へ」
Vol.42「仮想通貨価格の底を読む手法」
Vol.138「移動平均線(EMA)を仮想通貨のテクニカル分析に活用する手法」
Vol.194「テクニカル分析で長期移動平均線のゴールデンクロスを予測するトレード手法」
Vol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」
Vol.680「FRBの金利政策をテクニカル分析に組み込む方法 利上げのビットコインへの影響は?」
Vol.683「フォロースルーデー(Follow-Through Day)とは?上昇トレンドへの転換を定義する詳しい条件」
Vol.724「【2022年版】ビットコインの長期下落トレンドでいつBTCを買うのか?短期~中期と中期~長期でのエントリー戦略」
Vol.734「FRBのFOMCでの利上げと仮想通貨市場の関係性は?単純ではないFF金利と政策」
FTX破産の仮想通貨への影響
FTX破産の発表後は混乱を極め、FTX Japanの出金停止など少しずつ影響がではじめています。
まずここから仮想通貨相場への影響として
1.米