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墨汁マガジンVol.630「イーサリアム2.0のスラッシャー(Slasher)とは?Casper FFGのペナルティコンセンサス」

目次
  • 1 スラッシュ(Slash)とは?
  • 2 スラッシャー(Slasher)とは?
  • 3 Casper FFGにおけるスラッシュコンセンサス
  • 4 ETH2でのスラッシャーの役割
  • 5 図解で理解するスラッシャー
  • 6 まとめ

イーサリアム2.0のProof of Stakeである”Casper FFG”は、PBFTをベースとした独自開発したProof of Stakeアルゴリズムを使用しています。Casper FFGの特徴として、バリデータのフォークチョイスルールの他に分散合意を行うための”スラッシャー(Slasher)”というプロトコルが導入されているのです。本稿ではイーサリアム2.0でステーキングしているバリデータ向けにCasper FFGにおけるスラッシャーについて詳しく解説を行います。

フォークチョイスルールについては墨汁マガジンVol.398「ETH2バリデータのプロポーザーとアテスター フォークチョイスルールによる合意形成の仕組み」を参照してください。

 

スラッシュ(Slash)とは?

イーサリアム2.0におけるスラッシュ(Slash)とは、

 

「32ETHをステーキングしてバリデータとしてBeacon Chainに登録されている状態を解除されること、またはステーキングしている32ETHの一部を没収されること」

 

を指します。

イーサリアム2.0におけるスラッシュの条件は主に2つあり、

 

1.Casper FFGの分散合意ができないときにオフラインバリデータをスラッシュ

2.2重署名をしたバリデータ

 

の2つです。オフラインにおけるペナルティはInactivity Leakといい、このスラッシュとは異なるものとなっています。

Inactivity Leakについては墨汁マガジンVol.257「イーサリアム2.0 バリデータのペナルティ”Inactivity Leak”でスラッシュされる条件」を参照してください。

 

スラッシャー(Slasher)とは?

イーサリアム2.0のCaspr FFGにおけるスラッシャー(Slasher)とは、

 

「バリデータ

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