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墨汁マガジンVol.704「Sequencer(シーケンサー)とは?L2のRollupにおけるバリデータの役割」

目次
  • 1 図解で理解するL2″Rollup”の仕組みシリーズ一覧
  • 2 通常のバリデータの役割
  • 3 Arbiturmにおける”Sequencer(シーケンサー)”とは?
  • 4 Arbiturmにおけるバリデータ
  • 5 スラッシャー
  • 6 Arbiturmバリデータの3つの分類と戦略
  • 7 各バリデータが担う役割
  • 8 まとめ

Optimism(オプティミズム)のガバナンストークン”OP”で再度話題となっているRollup(ロールアップ)をコア技術として採用したイーサリアムのL2(レイヤー2)では、以前としてArbitrum(アービトラム)が最も使用されています。

このArbitrumにはSequencer(シーケンサー)とValidator(バリデータ)とNode(ノード)の3種類の参加者によって構成されており、イーサリアムのようなベースのブロックチェーンとなるL1(レイヤー1)とは異なるネットワーク構成となっています。

本稿ではArbitrumのキーとなるSequencerとバリデータについて非エンジニア向けにわかりやすく解説を行います。

Arbiturmのガバナンストークンのエアドロップ給付金獲得についてはリサーチレポート「イーサリアム”L2エアドロップ給付金”の獲得戦略 まだ間に合う?過去の傾向とトレンド変化から分析」を参照してください。

 

図解で理解するL2″Rollup”の仕組みシリーズ一覧

 

墨汁マガジンVol.565「L2の3つのコア技術RollupとPlasma、ステートチャンネルの利点と欠点を理解する」

墨汁マガジンVol.604「図解で理解するL2″Rollup”の仕組みPt.1 イーサリアムL2としてRollupが重要視されている理由」

墨汁マガジンVol.606「図解で理解するL2″Rollup”の仕組みPt.2 zkRollupとOptimistic Rollupの違いと利点」

墨汁マガジンVol.609「図解で理解するL2″Rollup”の仕組みPt.3 Fraud Proofとは?L2スケーリングにおける利点と欠点」

墨汁マガジンVol.615「The Merge後のイーサリアム2.0とL2の完成形を図解で理解する」

墨汁マガジンVol.641「The Surgeとは?イーサリアム今後のアップデートと関連技術の概要」

墨汁マガジンVol.704「Sequencer(シーケンサー)とは?L2のRollupにおけるバリデータの役割」

墨汁マガジンVol.726「図解で理解するRelayer型クロスチェーンブリッジコントラクトの仕組み」

墨汁マガジンVol.789「EIP-4844 Proto-Dankshardingとは?図解で理解するイーサリアムへの影響」

 

通常のバリデータの役割

例えばイーサリアム2.0におけるバリデータの役割としては

 

1.ブロックを提案する

2.ブロックに加重づけの投票を行う

3.スラッシャーにおけるネットワークの監視

 

という3つをバリデータが担うことで、安定稼働させることができます。

 

Arbiturmにおける”Sequencer(シーケンサー)”とは?

Arbiturmの”Sequencer(シーケンサー)”とは

 

「イーサリアム

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