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ディスティネーションチェーン(英:Destination Chain)とは・・・

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仮想通貨のブリッジにおける”ディスティネーションチェーン”とはブリッジ元のソースチェーンに対して”ブリッジ先の受取りチェーン”を指す。つまりソースチェーンとの対義語となる。

 

ディスティネーションチェーンとターゲットチェーン

ディスティネーションチェーン(Destination Chain)は他にもターゲットチェーン(Target Chain)などとも呼ばれることがあり、同じ意味を持つ。イーサリアムのブリッジプロジェクト最大手の”LayerZero”ではブリッジ先のチェーンは”ディスティネーションチェーン”と呼ばれている。

ディスティネーション(Destination)とは本来英単語として”目的地”を指し、ターゲットはどちらかというとイーサリアムのCLである”Beacon Chain”におけるアテステーションで使われているように、より技術的な話で利用される単語と言えるだろう。

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イーサリアムにおける”CL”とはConsensus Layerの略であり、つまりPrysmやLighthouse、NimbusやTekuなどの”コンセンサスレイヤー”を指す。CLは別名”Beacon Chain(ビーコンチェーン)”とも呼ばれ、バリデータを管理するシステムチェーンであり、イーサリアムにおけるバリデータとノードのコンセンサスを担当するチェーン。
2022年9月15日に行われたイーサリアムのマージ(The Merge)移行はELとCLの2つでノードを構成するため32ETHをステーキングしているバリデータはELとCLの両方の同期を必要とする。