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コントラクト(英:Contract)とは・・・

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コントラクトとはイーサリアムにおいてメインネットやテストネットにデプロイされている単一のスマートコントラクトを指す。イーサリアム上でEOAアドレスではなく、コントラクトアドレスとしてデプロイされ、一度デプロイされれば誰でもETHでガスを支払うことでコントラクトを使用することができる。

例えばイーサリアム上に現在実装されているMaker DAOやUniswap、Curve、32ETHをステーキングするためのデポジットコントラクトなどのスマートコントラクトを”コントラクト”と呼ぶ。これらのコントラクトを実行するにはEVMやeWASMが必要であり、イーサリアム2.0においてフェイズ2までeEASMが実装されないため、コントラクトを使用することはできない。

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Prysmとはイーサリアム2.0のクライアントの一つで、Prysmatic Labsが開発を行っているメジャークライアントの名前を指す。PrysmはGoerliテストネット上にイーサリアム2.0の初となるα版テストネット”Sapphore”を2019年5月7日にローンチし、シングルクライアントテストネットとして32GoETHをステーキングしてテストを可能とした初のクライアントである。
その後トパーズテストネットを経て、NimbusやLighthouseなどPrysm以外の複数のクライアントが参加するマルチクライアントテストネットがローンチされ、イーサリアムファンデーション公式のMedallaテストネットのローンチ後、Pyrmontテストネットが公開された。
2020年12月1日のイーサリアム2.0 Beacon Chainの起動に伴い、32ETHをステーキングしてバリデータとして参加するためにはPrysmなどのイーサリアム2.0クライアントを使用することが前提となる。