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墨汁マガジンVol.929「【2024年版】ビットコインの価格予想と展望 仮想通貨投資家が知っておくべき重要イベントは?」

目次
  • 1 テクニカル分析に使用している理論一覧
  • 2 ビットコイン現物ETFの承認
  • 3 ビットコイン現物ETF承認後の動き
  • 4 テクニカル分析による予測
  • 5 ビットコインの中長期的展望
  • 6 まとめ

ビットコイン価格は2023年12月に600万円に回復、イーサリアムは一時35万円を記録しました。仮想通貨(暗号資産)相場全体が2022年11月のFTX破産から回復に転じており、2024年は仮想通貨投資家にとって重要な年となると言えるでしょう。

本稿では仮想通貨相場における2024年の展望について仮想通貨(暗号資産)投資家向けにわかりやすく解説を行います。

テクニカル分析に使用している理論一覧

前提知識として解説の不明な点は、下記テクニカル分析理論やファンダメンタルをわかりやすく実例で解説しているため参照してくだい。

 

テクニカル分析講座Vol.3 「テクニカル分析におけるトレンドの重要性 初心者を脱却して勝率を上げるための考え方」

テクニカル分析講座Vol.4 「ビットコインのトレンド分析から利大損小トレードを行う」

テクニカル分析の重要ポイント「イーサリアム価格とガス代の関係性は?ETH短期下落トレンドとビットコインはさらなる警戒へ」

Vol.42「仮想通貨価格の底を読む手法」

Vol.138「移動平均線(EMA)を仮想通貨のテクニカル分析に活用する手法」

Vol.194「テクニカル分析で長期移動平均線のゴールデンクロスを予測するトレード手法」

Vol.602「テーパリングとは?国債と金利の関係からビットコインへの影響を理解する」

Vol.644「ビットコイン2022年も高騰?ファンダメンタルから見るトレンドサイクルから予測する」

Vol.680「FRBの金利政策をテクニカル分析に組み込む方法 利上げのビットコインへの影響は?」

Vol.683「フォロースルーデー(Follow-Through Day)とは?上昇トレンドへの転換を定義する詳しい条件」

Vol.724「【2022年版】ビットコインの長期下落トレンドでいつBTCを買うのか?短期~中期と中期~長期でのエントリー戦略」

Vol.734「FRBのFOMCでの利上げと仮想通貨市場の関係性は?単純ではないFF金利と政策」

Vol.731「テスラ社のビットコイン損切りの真意とは?ビットコインの今後の大きな影響を理解する」

Vol.753「ドル円の今後はどうなる?DeFiステーブルコイン運用者が知っておくべき円安の実情」

Vol.792「ドットチャートとは?FRBのFOMCでビットコインが下落した理由と2023年の相場影響」

Vol.804「ビットコインは2023年にこのまま高騰するのか?テクニカル上のトレンド転換の確率を分析」

 

ビットコイン現物ETFの承認

2024年の大きな目玉としてはブラックロックやフィデリティなどの最大手資産運用会社が米国証券取引委員会(SEC)に申請しているビットコイン現物ETFの審議です。ロイターのリークによると今週中にSECがビットコイン現物ETFを承認する可能性が高く、承認自体は時間の問題であると言えるでしょう。

直近の承認デッドラインはArk/21 Sharesの2024年1月10日となっており、恐らくSECはArkのみを承認するのではなく、度重なる修正やミーティングを行ったブラックロックやフィデリティなども同時に承認すると予想されます。

 

ビットコイン現物ETF承認後の動き

ではもし2024年1月にビットコインETFが承認死た場合にどうなるかを分析してみましょう。

恐らく考えられる動きは

 

「短期的には承認

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