最新の墨汁マガジン

USDC(日:USDコイン)とは・・・

ツイート

イーサリアムのUSDCとは、1ドルにペッグするイーサリアム上のドルで、ステーブルコインの一つ。完全にDAOコントラクトで発行されるされるMaker DAOのDAIとは異なり、CircleとCoinbaseにより発行されている。発行の形態はUSDTと同様で、管理する企業にドルを支払うことで同数のUSDCが発行される。

USDCはステーブルコインブームの真っ只中、2018年9月にローンチした。現在はUniswapやCurve, dYdXなどのほとんどすべてのDEXで使用でき、CompoundやBlockFiなどのレンディングプラットフォーム、Coinbaseなどの仮想通貨取引所もビットコインやイーサリアムとの取引ペアを提供している。

74%しか裏付けのないUSDTとは異なり、USDCは保有してもリスクが少ないと言える。2020年8月末現在、14.16億USDCが発行されており、仮想通貨時価総額ランキングでは18位に君臨している。

関連用語 : DAI
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨エアドロップにおける”シビル”とは意図的にシビル攻撃を行ったユーザー、あるいはシビル攻撃自体を指す略語。
 
シビル認定とエアドロップ 仮想通貨におけるシビル(Sybil)は”シビル攻撃を行っているユーザー、あるいはEOA”に対して使われる単語となっている。特にDeFiやNFTのエアドロップにおいて”意図的に複数アカウントを作成してより多くのエアドロップを獲得する”という行為がシビル攻撃であり、2022年以降ではこれらを総称して”シビル”と呼ばれている。
シビル認定されたEOAはL2やその他DeFiでもGitHubなどを利用して公開されれることで、エアドロップの対象外やブラックリスト認定されてしまう。
 
シビル認定されないためには? エアドロップにおける最大のリスクはシビル認定されることであり、年々この敷居は高くなって厳しくなっている。そのためシビル認定されないためにはL2上の動向だけでなく、イーサリアムL1のオンチェーン・リピュテーションを稼ぐことが重要となる。
シビル認定されないためには多くの項目があるが、
・新規作成のEOAに注意する
・イーサリアムL1でトランザクション履歴を残す
・他のウォレットへ送金する際は仮想通貨取引所などを経由する
などの基本的なことを注意する必要があるだろう。
またLayerZeroやOrbiter Financeなどのエアドロップにおいてはソースチェーン次第ではシビル認定される可能性などもあるだろう。従ってシビル認定されないためにはオンチェーン・リピュテーションが重要ということになる。