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USDC(日:USDコイン)とは・・・

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イーサリアムの「USDC」とは、USDTと同様の形式で1:1のドル裏付けで発行するステーブルコインであり、2018年にローンチしたUSDTに次ぐ最も採用されているステーブルコイン。発行元はCircle(サークル)社であり、米最大手仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)は株主となる。

2025年現在、Circle社はLayerZero($ZRO)とWormhole($W)を統合しており、イーサリアムやL2、ソラナなどをブリッジできるCircle CCTP v2をローンチしている。

 

USDC概要

USDC及び発行元のCircle社の概要は下記の通りとなる。

項目プロジェクト詳細
開発元Circle
公式X(Twitter)@circle
チェーンイーサリアム, Arbitrum,
メインネットローンチ2018年8月4日
資金調達額110億ドル(約1.64兆円)
資金調達方法シードラウンド/コーポレーションラウンド
トークンシンボルUSDC
関連プロダクトCircle CCTP
種類ステーブルコイン
コア技術1:1裏付け
創設年2013年

 

USDCのネィティブチェーン対応一覧

USDCがカノニカルブリッジではなくネィティブ発行対応しているチェーンの一覧は下記の通りとなる。

No対応チェーントークントークン規格チェーン種類
1EthereumETHERC20L1
2ArbitrumARBERC20L2
3OP Mainnet(Optimism)OPERC20L2
4BaseN/AERC20OP Stack
5zkSyncZKERC20zkEVM
6LineaLINEAERC20zkEVM
7UnichainUNIERC20OP Stack
8CeloCELOERC20EVMチェーン
9AvalancheAVAXERC20EVMチェーン
10Solana(ソラナ)SOLSPL非同期L1
11SuiSUIRegulatedCoinMOVEチェーン
12AptosAPTDFAMOVEチェーン
13AlgorandALGOASA独自
14HederaHBARHedera Token独自
15NEARNEARNEP-141独自
16NobleNOBLNative SDK独自
17PoladotDOTAssets独自
18StellarXLMStellar Assetリップルフォーク

 

 

 

関連用語 : DAI LayerZero Wormhole
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仮想通貨(暗号資産)のトレジャリー企業とは、資金調達や株式の売却、自社の資産などから資金を捻出し、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの値上がりが期待できる仮想通貨を資産の一部として保有する企業を指す。
 
仮想通貨トレジャリー企業 仮想通貨トレジャリー企業は主にイーサリアム準備金を主軸とするShrapLink Gaming($SBET)やBitmine($BMNR)、ビットコイン準備金でトレジャリー企業というジャンルを確立したMicroStrategy($MSTR)などがある。
特にイーサリアム準備金に関しては上記2社に加え、SPAC上場を予定しているEther Machineがお互いに競い合っており、Bitmineは2025年9月時点で200万ETH以上を保有している。
 
トレジャリー企業の資金調達方法 資金調達方法はプライベートファンディングの他にナスダック上場企業がコンバーチブルノートなどがある。イーサリアム準備金においてはSharpLink Gamingの取締役にMetamaskを開発するConsensysのJoseph Lubin (ジョセフ・ルービン)氏が就任し、仮想通貨ヘッジファンドのPantera Capital、Glalxy Digitalなどから2025年5月28日に4.25億ドルをイーサリアム準備金設立のために調達したことが主な発端となっている。