最新の墨汁マガジン

テストネット(英:Testnet)とは・・・

ツイート

イーサリアムのテストネットとは資産価値のあるETHが発行、使用されているメインネットに対し、同じ環境の並行したテスト環境チェーンを指す。テストネットはイーサリアムメインネットと同様に動くが、テストネット上で発行されているトークンなどに価値はなく、ETH自体も同様である。

 

テストネットの利点

テストネットは本番環境であるメインネットと同じ実装を持つのが特徴であるが、メインネットで致命的なバグなどが起きないように新たなEIP実装などを先にフォークする環境であることから、基本的にメインネットよりも実装が1つ先に進んだ状態となると言える。

イーサリアムエコシステムは仮想通貨(暗号資産)一兄弟なエコシステムを持ち、メインネットでテストをしてしまうと、致命的なバグが起きた際にDeFiやNFT、LidoのようなLRTやEigenLayerなどのDAレイヤー、さらにはArbitrumやOptimismなどのL2及びOP Stack採用チェーン、zkSyncやLineaなどのzkEVMにまで影響が波及してしまう。そのためテストネットで重要に実装と後方互換を検証し、問題がなければメインネット実装を行うことで不要な混乱や対応を避けることが可能。

 

イーサリアムテストネット

2025年2月現在、イーサリアムは公式にHolesky(ホルスキー)とSepolia(セポリア)テストネットを運用しており、大型アップデートの実装テストを行う際に使用されている。特にSepoliaはGoerliの後継となっており、DeFiやNFT、L2などのコントラクトテストにおける開発者にとっての主要テストネットとなる。

またこれまでには一時的なテスト実装などを行うテストネットも複数存在しており、ほとんどが破棄されている。

 

関連用語 : Medalla GoETH
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

BLS署名とはBoneh–Lynn–Shacham署名の略で、イーサリアム2.0のBeacon Chainから採用された新たな署名方式を指す。イーサリアム1.0で使用されている署名方式は楕円曲線DSA(通称ECDSA)であり、両署名ともに楕円曲線のある点を利用し、署名が確実に署名者によるものであることを検証することができる。
イーサリアム2.0ではBLS署名はECDSAより署名サイズが小さいのに強いセキュリティを持つという特徴を利用し、Casper FFGのバリデータの署名によるフォークチョイスルールのために採用されている。イーサリアム2.0に採用されているBLS署名では、Zcashが2017年に設計したBLS-12-381楕円曲線を採用している。
イーサリアムレガシーチェーンの大型アップデート”ベルリン”では、EIP-2537としてBLS署名をプリコンパイルコントラクトとして実装される予定となっている。この実装により、32ETHステーキング時の消失やETH1とETH2とのブリッジなど、イーサリアムとイーサリアム2.0の連携性を高めることが可能となる。