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フロントランニング(英:Fornt Running)とは・・・

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イーサリアムDeFiのフロントランニングとは、イーサリアムやビットコインのような透明性の高いブロックチェーンの特性を利用した攻撃の一種。フロントランニングは金融用語で通常は使われ、例えば仮想通貨取引所のようなユーザーの取引が約定する前に事前に知ることができる場合、その取引より先に利益の出る取引を先行して行なうことで利益を出すことを指す。

金融商品取引法でこれらの行為は禁止されており、主に証券会社などのブローカーが行う違法行為として知られている。一方でDeFiでは他のユーザーが利益をかすめ取る行為であるため、禁止することが非常に難しい。一方でFlashbotsによるFlashbotsオークションなどによって、このようなフロントランニングとMEVによるガス代高騰を対処する方法なども取られている。

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イーサリアムDeFiのガバナンストークンとは、イーサリアム上のプロジェクトが新しい機能の追加や除去、割合などを変更したり、新たな提案を行う権利を付与するトークンを指す。当初は機能しないとされていたが、Maker DAOなどではハイレベルなガバナンスを実現しており、Curve FinanceやYearn Financeなどはより広域の提案が行われ、実際に実装されている。
ガバナンストークンではトークン保有量により投票の影響力を加重されており、多くのガバナンストークンを保有していれば実装の提案などを行うことができる。ガバナンストークンはプロジェクトの分散が目的となっているが、Compoundがローンチした$COMP以降、イールドファーミングとしてDeFiの収益の一部となっている。
Curve Financeでは$CRV、Yearn Financeでは$YFI、Uniswapは$UNIがガバナンスに使用される。ガバナンストークンはあくまでプロジェクトの方向性などを決めるものであって、全てをコントロールするものではない。