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OP Stack(日:オプティミズム・スタック)とは・・・

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イーサリアムL2の”OP Stack”とはOptimistic Rollup(オプティミスティック・ロールアップ)を採用したL2”Optimism”を開発するOP Labsが提供している「L2ネットワークを構築することができるデータ構造(Stack)」を指す。OP Stackは簡単にいえばOptimismが提供する”Rollupの構築基準”であると言える。

Coinbaseの”Base(ベース)”やByBit(BitDAO)の”Mantle(マントル)”などがOP Stackを採用しており、イーサリアム上にL2ネットワークとして展開することができる。

 

OP Stackとは?

OP StackとはOptimismのガバナンストークンである”OP”トークンにより維持されるデータ構造であり、採用することによってイーサリアム上にOptimistic Rollupを採用したL2ネットワークを展開することができるブロックチェーン開発データ構造。LayerZeroが”Bridge as a Service”といえるならば、OP Stackは”Rollup as a Service”としてよりL2への展開のための開発負担を減らすことができるという大きな利点を持つ。

OP Stackと同様にMatter Labsが開発するイーサリアムのzkEVM”zkSync”も”ZK Stack”を2023年6月より提供しており、競合するArbitrum(アービトラム)も同様の”Arbitrum Orbit”を2023年6月に発表している。OP StackではBaseやMantleのようなOptimismと同様のEVMでのコントラクト実行プラットフォームだけでなく、NFTマーケットプレイスの”Zora Network”のような採用方式もある。

 

OP Stackを採用したイーサリアムL2一覧

2023年8月現在、OP Stackを採用しているイーサリアムL2の一覧は下記のようになっています。

 

・Base(Coinbase)

・Mantle(ByBit=BitDAO)

・Zora Network

・opBNB(Binance)*テストネット

・Debank Chain(Debank)*テストネット

・Celestia

・Public Goods Network

・Peer Protocol

 

またEVM経済圏のCeloを開発するcLabsはCelo MainnetをOP Stackを採用したL2への移行を2023年7月に提案している。

 

類義語 : Optimism Zora Base
関連用語 : Rollup Optimistic Rollup L2
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イーサリアムの「Beam Chain」とはDEVCON2024でイーサリアム財団によって発表されたイーサリアム3.0とも言える2029年にかけての開発ロードマップであり、現在のコンセンサスレイヤー(CL)であるBeacon Chainの大幅アップデートバージョンを指す。
Beam Chainでは2022年のThe Mergeから始まったThe Surge, The Purge, The Verge, The SplurgeとThe Scourgeをパッケージとし、さらに追加したものとなる。
Beam Chainのコア技術一覧  
No開発目的実装 1ブロック提案検閲耐性FOCIL 2ブロック提案バリデータ分離APS 3ブロック提案スロット高速化12秒→4秒 4ステーキングバリデータ閾値引き下げ32ETH→1ETH 5ステーキングETH発行数の変更インセンティブ付け 6ステーキングシングルスロットファイナリティ32スロット→1スロット 7暗号法バリデータ要求スペック引き下げSNARKification 8暗号法量子耐性新たな証明の実装 9暗号法Randomness Beacon強化VDFs  
イーサリアムL1で300倍以上のTPSを可能に Beam ChainではFOCILやPBSに似たコンセプトを持つAPSなどを含め、さらにzk-SNARKsなどをブロック検証に応用するSNARKificationによりブロックガスリミットを100倍にし、Beacon Chainで32スロットを1EpochとしたCasper FFGのファイナリティをシングルスロットファイナリティにすることでスロットタイム(ブロック)を2倍に高速化を可能とする。
これによりイーサリアムはブロックチェーンで最も分散されたままスケーリングが可能な次世代ブロックチェーンとなり、3GBのブロックにも対応が可能となる。