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フィデリティ(英:Fidelity)とは・・・

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仮想通貨(暗号資産)のフィデリティとは1946年に設立された最大手資産運用会社の1つ。AUMは2023年時点で4.9兆ドル(747.69兆円)以上を超えており、現在はビットコインETFとイーサリアムETFを2つ運用、ブラックロックに次ぐ現物型ビットコインETFとイーサリアムETFの運用となり、仮想通貨老舗運用会社のグレースケールに迫っている。

 

フィデリティ概要

 

項目プロジェクト詳細
資産運用会社フィデリティ
運用資産(AUM)4.9兆ドル(747.69兆円)以上
仮想通貨ETF運用数2
上場非上場
公式X(Twitter)@Fidelity
創設年1946年
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人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのバンパイア攻撃(ヴァンパイア攻撃またはバンパイアアタック)とは、既存の需要が高いL2などのブロックチェーンやDeFi、NFTマーケットプレイスなどを対象にした新規競合プロジェクトによるユーザーを奪う行為、または報酬で新規ユーザーを移行させる攻撃を指す。
近年ではエアドロップにおいてもバンパイア攻撃が主流となっており、ポイントプログラムの同時ローンチでTVLを奪い合うなどの行為がTGEまで行われている。
 
バンパイア攻撃の歴史 バンパイア攻撃の歴史は古く、最も有名なのは2020年のUniswapに対して行われたSushiswapにおける流動性マイニングを行うユーザーを対象にしたSUSHI報酬付与条件の変更だ。SushiswapはUniswapをフォーク(コピー)したAMMであり、正式なローンチ前に当初はUniswapの流動性マイニングを表すLPトークンをSushsiwapにステーキングさせることでSUAHIトークンを報酬として付与していた。
その後Sushiswapはローンチに伴いUniswapのLPでのステーキングによる報酬付与ではなく、Sushiswapに流動性マイニングを行い、そのSushiswapのLPトークンのステーキングに対しての報酬付与に変更した。これがDeFiにおける大きなバンパイア攻撃の初の例となり、Uniswapの流動性は一部Sushiswapへと移っており、SushiswapはAMM大手としての地位を手にした。
 
エアドロップにおけるバンパイア攻撃 DeFiにおけるバンパイア攻撃は報酬のインセンティブからある程度有効であるものの、既に複雑化して多くのDeFiプロジェクトが立ち並ぶ中バンパイア攻撃はほとんど有効ではない。一方でエアドロップが全盛期を迎えた2024年ではL2やzkEVMが同時にエアドロップを匂わせるポイントプログラムを開始、L2からのTVLを奪うバンパイア攻撃が盛んとなっている。
特に2024年、Metamaskの開発で知られるConsensysの「Linea」と同じくzkEVMの「Scroll」が同時にポイントプログラムでユーザーとTVLの奪い合いとなった。またOP StackのBlastでは一定期間ETHなどのトークンをロックすることでBLASTトークンのエアドロップとなるポイントを稼ぐことができ、同様のバンパイア攻撃となる。