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Wormhole(日:ワームホール)とは・・・

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イーサリアムのWormholeとはソラナ(Solana:$SOL)とイーサリアムエコシステムであるL2やEVMチェーンとをつなぐブリッジプロジェクト。Wormholeのブリッジは「Portal」といい、USDCを発行するCircleのCCTPブリッジなども統合している。

WormholeはSolana以外にもMOVEチェーンのSui($SUI)にもブリッジを対応しており、LayerZeroは対照的にAptos($APT)へのブリッジを展開しているのが大きな特徴。Wormholeの競合としてLayerZero($ZRO)やHyperlaneなどがある。

 

Wormhole概要

Wormholeのプロジェクト概要は下記の通りとなる。

 

項目プロジェクト詳細
開発元Wormhole Labs
公式X(Twitter)@wormhole
チェーンソラナ、イーサリアム、Suiなど
メインネットローンチ2021年8月9日
資金調達額2.25億ドル(346.70億円)
トークンシンボル$W
関連プロダクトPortal Bridge
種類ブリッジ, BaaS
コア技術メッセージングプロトコル
創設年2007年
トークン配布方法エアドロップ
総発行数100億W

 

*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら

 

Wトークンのコントラクトアドレス

WormholeのWトークンは2024年12月現在、イーサリアムやソラナ含む5チェーンで展開されている。

チェーン種類コントラクトアドレス
EthereumL10xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91
BaseL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91
ArbitrumL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91
OptimismL20xB0fFa8000886e57F86dd5264b9582b2Ad87b2b91
SolanaSolana85VBFQZC9TZkfaptBWjvUw7YbZjy52A6mjtPGjstQAmQ

 

Wトークンのステーキング

Wormholeは2024年6月よりステーキングを開始、イーサリアムやBase、Optimism、Arbitrumとソラナの5チェーンで対応しており、2025年1月よりステーキング報酬の付与となる「Staking Rewards Program (SRP)」を開始した。

 

関連用語 : LayerZero Hyperlane
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仮想通貨(暗号資産)における米政府閉鎖とは政府の予算案に対し、アメリカ合衆国大統領と合意がつかずに米政府機関が部分的または完全に閉鎖して業務を行うことができない状態を指す。
2018年から2019年にかけて行われた米政府閉鎖ではCboeが申請したVanEckの現物型ビットコインETFの審議に影響し、申請を取り下げて延期した。
 
米政府閉鎖の歴史 仮想通貨推進派として知られるドナルド・トランプ大統領の第一次トランプ政権では2018年12月から2019年1月にかけて、第二次トランプ政権では2025年10月1日から米政府閉鎖が行われている。
トランプ政権では2度目であり、2018年のS&P500などのインデックスから米株の伸び悩みでリセッション(景気後退)懸念となり、米政府閉鎖時には強い下落となった。この背景には米政府閉鎖の歴史上最も長い35日間という政府機関の停止に追い込まれたことが理由となっている。
2025年11月4日、第二次トランプの政権では第一次で起きた米政府閉鎖の最長記録を更新。この影響でビットコイン価格は一時10万ドル割れを記録。トランプ関税ショックと相まって全面安となる。
 
米政府閉鎖の影響 第一次トランプ政権における米政府閉鎖は9つの政府機関に影響を与えており、推計では80万人の政府雇用者が完全または部分的に仕事を中断せざるを得なかったとされている。この影響により米経済は少なくとも110億ドルの経済損失を被ったとされている。
これらを鑑みてか、FRBのジェローム・パウエル議長は第二次トランプ政権発足時「トランプリスクを見極める」と述べていた。