最新の墨汁マガジン

SyncSwap(日:シンクスワップ)とは・・・

ツイート

イーサリアムのSyncSwapとはzkEVMを主にメインチェーンとしたAMM、またはDEXプロジェクトを指す。SyncSwapはzkSync(ジーケーシンク)のAMMとして初めてローンチし、現在ではzkSync EraだけでなくZK Stackを採用したElastic Chainの「Siophon」やMetamask開発で知られるLineaなどにも幅広く展開している。

 

SyncSwap概要

SyncSwapのプロジェクト概要は下記の通りとなる

項目プロジェクト詳細
開発元SyncSwap
公式X(Twitter)@syncswap
チェーンイーサリアム、ソラナ
メインネットローンチ2023年2月26日
資金調達額0ドル or 未公開
トークンシンボル$SYNC
種類DEX
コア技術AMM
創設年2022年
総発行数1億SYNC

 

*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら

 

SyncSwapの特徴

SyncSwapはAMMだが、各トークンプールのLPトークンを1つのコントラクトアドレスで管理しているという特徴を持つ。すなわち流動性マイニング時に署名するコントラクトは1つであり、インターフェイスコントラクトとして使用されていることになる。SyncSwap v2ではコントラクトアドレスが変わっているため注意。

 

SyncSwapの対応zkEVMチェーン

SyncSwapがコントラクトをデプロイしているzkEVMチェーンは下記となる

Noチェーン名チェーン種類DAレイヤー
1zkSync ErazkEVMイーサリアム
2LineazkEVMイーサリアム
3ScrollzkEVMイーサリアム
4SophonZK Stackオフチェーン
5ZircuitOP Stackイーサリアム
6TaikoOptimistci Rollupイーサリアム

 

SYNCトークンのエアドロップとTGE

SyncSwapは$SYNCトークンをzkSync Eraにデプロイ後にIOUトークンとして報酬キャンペーンを行っていたが中止した。メインネットデプロイから約2年が経とうとしているが公式発表を行わずに密かにSYNCトークンの概要を更新、エアドロップやTGEは2025年初旬になると推測される。

類義語 : AMM
関連用語 : zkSync Linea zkEVM
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのVDFとは”Verifiable Delay Function”の略でその名前の通り「検証可能な遅延関数」を指す。VDFは2018年10月に提案された関数の1つで、予想や操作ができない乱数を定期的に生成する「Randomness Beacon」などの使用に適している。
The SplurgeでVDFをイーサリアムに導入予定 イーサリアム2.0として新たなネットワーク開発ロードマップが考えられた2018~2019年にこのVDFを導入すると決定し、2022年11月現在では大きく変更されてThe Merge後の開発ロードマップであるThe SplurgeでVDFをイーサリアムBeacon Chainに導入する予定となっている。
SolanaはVDFを採用 VDFはSolana(ソラナ)が「Proof of History」を提供するために採用しており、イーサリアムではバリデータのコミッティのランダム選出などの公平性を出すための利用など、セキュリティを大幅に向上させるための重要な関数となっている。イーサリアムファンデーションはこのVDFを開発研究しており、専用のVDF-ASICを開発するとしている。