最新の墨汁マガジン

OCC(日:米通貨監督局)とは・・・

ツイート

仮想通貨におけるOCCとは「Office of the Comptroller of the Currency 」の略で、つまり米国における米通貨監督局または米通貨監督庁を指す。OCCは米財務省管轄の機関であり、米国における銀行の監督を行う金融当局となる。

仮想通貨においては銀行におけるビジネスの規制をOCCが行っており、バイデン政権下には監督通知義務を課していた。対して仮想通貨推進派のドナルド・トランプ氏の第二次トランプ政権下においてはFRBがこれらの監督通知義務を「仮想通貨イノベーションの推進」を理由に取下げ、これを受けてOCCは2025年5月に8日に「銀行が顧客の代わりに仮想通貨の売買、カストディまたはそれらの委託を許可する」という通知を行った。

スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨(暗号資産)や株の”夏枯れ”とは、7月から9月にかけての第3四半期において相場のボラティリティや出来高が他の四半期に比べて極端に下がる相場のことを指す。
 
夏枯れの語源 金融市場において”夏枯れ相場”と呼ばれる語源とされているのは「植物が夏の暑さにより生気を失うこと」などを意味する”夏枯れ”を相場に当てはめたものだと考えられる。夏枯れ自体の意味には小売業などでも2月と8月に客足が遠のいて売上が減少すると言われている夏のことを指す。
 
夏枯れ相場の理由 仮想通貨が夏枯れ相場に陥る理由としては米国などの市場をリードする国が長期休暇に入ることで大口投資家や機関投資家がポジションを清算、あるいは相場から中期的に離れることによることが理由と考えられている。
夏枯れはある種”セル・イン・メイ(Sell in May)”のようなアノマリーに近い用語であり、明確な定義などはない。仮想通貨におての夏枯れは強きの上昇トレンド時にはあまり見られず、出来高の減少等が確認できないこともある。