仮想通貨(暗号資産)のコンバーチブルノートとは「転換社債」のことを指し、MicroStrategy社など企業がビットコイン購入資金などを捻出するために利用する資金調達方法の一種。
コンバーチブルノートは将来的に株式、またはそれに相当する現金に転換することを前提にした債券(Bond)であり、他にもコンバーチブルボンド(Convertible Bond)、コンバーチブルデット(Convertible Debt)などと呼ばれることもある。
このコンバーチブルノートは負債と株式と似た特徴を持つハイブリッド証券であり、19世紀半ばから用いられるようになった資金調達方法である。
上場企業などがコンバーチブルノートを使用して資金調達をするのに対し、仮想通貨スタートアップは株式とは別にトークンを発行することが多いため、SAFTで開発費用などの資金調達を行うことが多い。