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WBTC(英:Wrapped BTC)とは・・・

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WBTCとはイーサリアム上でERC20トークンとして発行されているビットコインのことで、カストディアンのBitGoやKyber Networkなどのスタートアップによりビットコイン現物の裏付けのあるステーブルコインを指す。

 

WBTC概要

 

項目プロジェクト詳細
開発元BitGo
チェーンイーサリアム
種類カストディアン
コア技術Wrapped Token
創設年2013年
メインネットローンチ2023年6月21日
資金調達額1.69億ドル(約246.5億円)
公式X(Twitter)@WrappedBTC
トークンシンボル$WBTC

 

Wrapped Tokenとは?

WBTCのWとはWrappedの略であり、WETHと同様にビットコインをERC20トークンに変換して、DeFiで使用できるようにしているトークンを指す。WBTCを発行するにはビットコインをBitGoに預入る必要があり、発行プロセスはUSDCと同様となる。

 

WBTCの歴史

WBTCが発表されたのは2018年10月。WBTCはイーサリアム上のビットコインとして最も需要が高く、2020年5月にはMaker DAOの担保として導入された。WBTCを利用することでUniswapやCurve Financeで流動性マイニングやイールドファーミングを行うことができ、ビットコインを保有しながらインカムゲインを得ることができるという利点がある。

またWBTCがローンチしてから一定期間は発行数が少なく、Uniswapの流動性が低かったことからフラッシュローンによるフラッシュクラッシュによる攻撃を受け、DEXのbZxが提供するWBTCとの取引ペアが価格操作をされた。2020年8月末現在約33,000BTCに相当するWBTCがイーサリアム上発行されている。

BitGoをカストディアンとして必要とするWBTCに対し、renVMにより非中央集権的に発行することができるrenBTCがある。

対義語 : WETH
類義語 : renBTC cbBTC
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イーサリアムの「Linea」とはzk-Rollupを採用したイーサリアムL2のいわゆるzkEVMプロジェクトの1つであり、Metamask(メタマスク)の開発でも知られる老舗イーサリアムスタート「Consensys」の開発チェーン。ガバナンストークンであるLINEAトークンは2025年第1四半期にエアドロップが予定されており、エアドロップキャンペーンとなるLXP及びDeFiのLPで獲得できたLXP-Lの配布は2024年11月25日に既に終了している。
 
Lineaの概要 Lineaの概要は下記表の通りとなる。
 
開発元Consensys 公式X(Twitter)@LineaBuild メインネットローンチ2023年8月16日 資金調達額6.5億ドル(990.28億円) トークンシンボル$LINEA 関連プロダクトMetamask 種類zkEVM コア技術zk-Rollup 創設年2015年 トークン配布方法エアドロップ(未TGE) 総発行数未発表 ガスETH コントラクト(Linea)未発表  
*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら