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zk-Rollup(日:ジーケーロールアップ)とは・・・

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イーサリアムの”zk-Rollup”とはzk-SNARKsを活用したL2のコア技術であるRollupの種類の一つで、StarkWareの開発する”StarkNet”や”zkSync”などのL2プロジェクトが採用している。

zk-RollupはValidity Proofsによりステートが正であることをノードが検証できるため、ArbitrumやOptimismが採用しているFraud Proofsを利用するOptimistic RollupよりL1との即座の連携ができるという大きな利点を持つ。その一方でzk-SNARKsを利用することで技術的な難易度が高く、EVM実装の難易度が高いという問題がある。zk-Rollup上に導入されるEVMはzkEVMと呼ばれ、zkSync2.0で2022年10月28日のローンチを予定している。

 

対義語 : Optimistic Rollup
類義語 : Rollup
関連用語 : L2 Arbitrum
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イーサリアムDeFiのガバナンストークンとは、イーサリアム上のプロジェクトが新しい機能の追加や除去、割合などを変更したり、新たな提案を行う権利を付与するトークンを指す。当初は機能しないとされていたが、Maker DAOなどではハイレベルなガバナンスを実現しており、Curve FinanceやYearn Financeなどはより広域の提案が行われ、実際に実装されている。
ガバナンストークンではトークン保有量により投票の影響力を加重されており、多くのガバナンストークンを保有していれば実装の提案などを行うことができる。ガバナンストークンはプロジェクトの分散が目的となっているが、Compoundがローンチした$COMP以降、イールドファーミングとしてDeFiの収益の一部となっている。
Curve Financeでは$CRV、Yearn Financeでは$YFI、Uniswapは$UNIがガバナンスに使用される。ガバナンストークンはあくまでプロジェクトの方向性などを決めるものであって、全てをコントロールするものではない。