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ガバナンストークン(英:Governance Token)とは・・・

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イーサリアムDeFiのガバナンストークンとは、イーサリアム上のプロジェクトが新しい機能の追加や除去、割合などを変更したり、新たな提案を行う権利を付与するトークンを指す。当初は機能しないとされていたが、Maker DAOなどではハイレベルなガバナンスを実現しており、Curve FinanceやYearn Financeなどはより広域の提案が行われ、実際に実装されている。

ガバナンストークンではトークン保有量により投票の影響力を加重されており、多くのガバナンストークンを保有していれば実装の提案などを行うことができる。ガバナンストークンはプロジェクトの分散が目的となっているが、Compoundがローンチした$COMP以降、イールドファーミングとしてDeFiの収益の一部となっている。

Curve Financeでは$CRV、Yearn Financeでは$YFI、Uniswapは$UNIがガバナンスに使用される。ガバナンストークンはあくまでプロジェクトの方向性などを決めるものであって、全てをコントロールするものではない。

類義語 : UNI CRV
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イーサリアムDeFiでの流動性マイニングとは、UniswapやCurveなどの流動性プールにETHやUSDCなどのアセットをデポジットし、収益を得る行為を指す。ビットコインやイーサリアムのようなPoWにおけるハッシュ計算で報酬を受けることをマイニングというが、仮想通貨界隈では特定の動作に対して報酬が得られる場合、それらを”〇〇マイニング”と呼ぶ慣習がある。
流動性マイニングでは流動性プールに特定の資産をデポジットしてトレーダーが売買できる流動性を提供することで、その際のスワップ手数料を収益として得ることができる。これらの流動性マイニングはUniswapが元祖で、現在はCurve FinanceやBalancerなど、多くの流動性マイニングをすることができるコントラクトが存在する。