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エアドロップ(英:Aridrop)とは・・・

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仮想通貨(暗号資産)におけるエアドロップとは、利用しているユーザーに対して発行したガバナンストークンなどの仮想通貨を付与することを指す。エアドロップは必ずしもトークン発行時だけでなく、イーサリアムL2の”Optimism”などは3回に渡ってOPトークンのエアドロップを行っている。

 

高額エアドロップを得るには?

エアドロップでは高額になるケースなどが多くあり、イーサリアムL2のパーペチュアルDEXのdYdXが2021年9月に発行したDYDXトークンでは最大で1アカウント(EOA)につき1500万円を記録した。

 

 

このようなエアドロップの対象になるにはエアドロップの公式発表がある1ヶ月前までにそのプロトコル(L2、zkEVM、DeFi、NFTなど)を利用しておく必要がある。

2023年までのArbitrumのARBトークンの例では

 

・アクティブユーザー(2ヶ月、6ヶ月、9ヶ月以上)

・出来高が1万ドル、5万ドル、10万ドル以上

・公式ブリッジを使い、1万ドル、5万ドル、25万ドルをブリッジ

・4TX、10TX、25TX、100TXの利用

 

などの条件が設けられており、これらを全てクリアした場合には最大数のエアドロップが付与されている。

 

2023年はエアドロップの年

2023年に入ってOP Stackを採用したイーサリアムのL2やzkEVMなどが多くローンチしており、10チェーン以上のエアドロップを狙うことができる。

高額のエアドロップが狙えるチェーンとしては14種類のL2、zkEVM、ブリッジなどがある。

 

チェーン名コア技術開発元
zkSync ErazkEVMMatter Labs
StarknetCarioVMStarkWare
LineazkEVMConsensys
Polygon zkEVMzkEVMPolygon Labs
ScrollzkEVMScroll.io
TaikozkEVMTaiko Labs
BaseOP StackCoinbase
ZoraOP StackZora Labs
MantleOP StackBitDAO
DeBank ChainOP StackDeBank
MantaPolygon CDKp0x Labs
LayerZeroBaaSLayerZero Labs
WormholeBaaSWormhole Labs
Orbiter FinanceブリッジOrbiter Finance

 

 

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仮想通貨(暗号資産)のトレジャリー企業とは、資金調達や株式の売却、自社の資産などから資金を捻出し、イーサリアム(ETH)やビットコイン(BTC)などの値上がりが期待できる仮想通貨を資産の一部として保有する企業を指す。
 
仮想通貨トレジャリー企業 仮想通貨トレジャリー企業は主にイーサリアム準備金を主軸とするShrapLink Gaming($SBET)やBitmine($BMNR)、ビットコイン準備金でトレジャリー企業というジャンルを確立したMicroStrategy($MSTR)などがある。
特にイーサリアム準備金に関しては上記2社に加え、SPAC上場を予定しているEther Machineがお互いに競い合っており、Bitmineは2025年9月時点で200万ETH以上を保有している。
 
トレジャリー企業の資金調達方法 資金調達方法はプライベートファンディングの他にナスダック上場企業がコンバーチブルノートなどがある。イーサリアム準備金においてはSharpLink Gamingの取締役にMetamaskを開発するConsensysのJoseph Lubin (ジョセフ・ルービン)氏が就任し、仮想通貨ヘッジファンドのPantera Capital、Glalxy Digitalなどから2025年5月28日に4.25億ドルをイーサリアム準備金設立のために調達したことが主な発端となっている。