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Keystore(日:キーストア)とは・・・

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Keystoreとはイーサリアムにおいて秘密鍵を保管するレポジトリを指す。Keystoreでは秘密鍵をパスワードでロックをかけることができ、送金時やアカウント復元時に必要となる。イーサリアム2.0においてもKeystoreはアカウント作成時に生成され、バリデータをセキュアに保つために重要であるため、必ずバックアップを取らなくてはならない。

Keystoreのパスワードを忘れると送金できなくなるが、もしKeystoreを盗まれたりした場合にパスワードを別保管しておくことで、GOXを免れることができる。イーサリアムクライアントのGethでローカル環境で安全に生成することができ、通常ファイル名は生成した時間であるUTC~からはじまる。

イーサリアム2.0の場合、デポジットCLIアプリとバリデータクライアントでKeystoreを生成する。32ETHステーキング時に生成されるKeystoreはkeystore-m~からはじまるファイル名となっており、イーサリアム2.0ウォレットの場合はall-accounts.keystore.jsonというファイル名となっている。

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イーサリアム2.0のスラッシュとは、主にバリデータがBeacon Chainの登録から除外されることを指す。またバリデータペナルティを受けて32ETHステーキングされた賭金からペナルティとしてETHが没収されることを表す場合もあるが、このようなペナルティはPartial Slashingというバリデータペナルティの分類が正しい。
フェイズ0のBeacon Chainにおいて、スラッシュされたバリデータはイーサリアム2.0のコンセンサスに参加することができないため、バリデータ報酬を得ることはできない。イーサリアム2.0のCasper FFGにおいてペナルティを受けてスラッシュされないためには、Beacon Nodeとバリデータノードを正しく起動し、Beacon Chainでのネットワークにバリデータとして常に参加しておく必要がある。