最新の墨汁マガジン

Keystore(日:キーストア)とは・・・

ツイート

Keystoreとはイーサリアムにおいて秘密鍵を保管するレポジトリを指す。Keystoreでは秘密鍵をパスワードでロックをかけることができ、送金時やアカウント復元時に必要となる。イーサリアム2.0においてもKeystoreはアカウント作成時に生成され、バリデータをセキュアに保つために重要であるため、必ずバックアップを取らなくてはならない。

Keystoreのパスワードを忘れると送金できなくなるが、もしKeystoreを盗まれたりした場合にパスワードを別保管しておくことで、GOXを免れることができる。イーサリアムクライアントのGethでローカル環境で安全に生成することができ、通常ファイル名は生成した時間であるUTC~からはじまる。

イーサリアム2.0の場合、デポジットCLIアプリとバリデータクライアントでKeystoreを生成する。32ETHステーキング時に生成されるKeystoreはkeystore-m~からはじまるファイル名となっており、イーサリアム2.0ウォレットの場合はall-accounts.keystore.jsonというファイル名となっている。

スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

Shardingとは、イーサリアム2.0のフェイズ1で実装が予定されているブロックチェーンのトリレンマを解決し、スケーリングを可能とする新たな技術。ブロックチェーンを複数の並列のチェーンに分割することで、TPSを大幅に向上させるスケーラビリティ解決方法であり、スケーリングが困難なブロックチェーンを次のレベルへと成長させることができる。
Shardingはサイドチェーンと比較し、より綿密な連携を行うことで1つのネットワークとなることができるため、イーサリアムネットワークの根本的なスケーラビリティを解決することができるという利点がある。Shardingを完全に実装するには各Shard Chain間のトランザクションのやり取りとなるCross Shardなどの技術が必要であり、イーサリアム2.0フェイズ1での実装ではまだ完全な実装とはならない。
当初の予定では1024Shard Chainが実装される予定だったが、2021年3月現在は64Shard Chainが実装される予定となっている。Shardingはセキュリティを保ちつつスケーリングを可能にする次世代ブロックチェーンといえる。