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Keystore(日:キーストア)とは・・・

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Keystoreとはイーサリアムにおいて秘密鍵を保管するレポジトリを指す。Keystoreでは秘密鍵をパスワードでロックをかけることができ、送金時やアカウント復元時に必要となる。イーサリアム2.0においてもKeystoreはアカウント作成時に生成され、バリデータをセキュアに保つために重要であるため、必ずバックアップを取らなくてはならない。

Keystoreのパスワードを忘れると送金できなくなるが、もしKeystoreを盗まれたりした場合にパスワードを別保管しておくことで、GOXを免れることができる。イーサリアムクライアントのGethでローカル環境で安全に生成することができ、通常ファイル名は生成した時間であるUTC~からはじまる。

イーサリアム2.0の場合、デポジットCLIアプリとバリデータクライアントでKeystoreを生成する。32ETHステーキング時に生成されるKeystoreはkeystore-m~からはじまるファイル名となっており、イーサリアム2.0ウォレットの場合はall-accounts.keystore.jsonというファイル名となっている。

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DeFiのアグリゲーターとはYearn FinanceやConvex Financeなどの別のコントラクトを仲介するDeFiプロジェクトを指す。アグリゲーターを介してコントラクトを利用することで、イーサリアムのガスの節約や、運用戦略、担保率の管理などのマニュアル操作では不利になる点でアドバンテージを得ることができる。アグリゲーターの種類としてはYearn FinanceのようなデポジットしたUSDCやETHなどを自動でイールドファーミング運用していくれる”イールドアグリゲーター”やConvex Financeのような”ブーストアグリゲーター”、1inchのような”DEXアグリゲーター”、”流動性マイニングアグリゲーター”など多くの種類が存在する。
2020年にYearn Financeがローンチしたことでアグリゲーターブームに火がつき、現在では”コントラクトを活用するコントラクト”というのが一般的となっており、流動性マイニングやイールドファーミングの利益を最大化するためになくてはならない存在となっていると言えるだろう。