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オラクル(英:Oracle)とは・・・

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オラクルとはイーサリアムなどにおけるイーサリアムネットワーク上のコントラクトへ外部データを取り込むためのノードやプロジェクトを指す。またイーサリアムのDeFiではオラクルのトラストポイントを無くすため、UniswapやCurve Financeなどで得られるデータをオラクルとして活用する事がトレンドである。

例えばイーサリアムネットワーク上では今週の天気や為替情報などのデータをネットワーク内で取り込むために外部とのデータ連携が必要となる。イーサリアムにはこのような外部データを取り込む”入り口”として古くからOraclizeなどがあり、Maker DAOのKeeperやChainlinkなどが代表例となる。*アメリカのオラクル社とは異なる。

イーサリアム2.0のCasperでは乱数の生成を外部オラクルから取り込むことなく、RANDAOを活用している。

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イーサリアム2.0のThe Surgeとは、今後イーサリアム2.0で行われる大型アップデートの名称を指し、The Merge後の大型アップデート”ポストMerge”となる。The Surgeの意味合いとしては”急上昇”を指し、Rollupを中心としたL2スケーリングへシフトするイーサリアムの急激なスケーラビリティ向上を目的としたアップデートとなる。
The SurgeではCALLDATAのガスプライスを改善するEIP-4488を中心としたアップデートとなっており、EIP-4488を実装した後に必要となってくる必要最低限のSharding実装の”Minimal Shard”やShardingを当初の予定の1048チェーン展開するためのProof of Cusodyの実装、ブロックデータの効率的なやり取りを行うDASなどが予定されている。つまりThe Surgeとは本来のイーサリアム2.0のロードマップであるフェイズ1~フェイズ2にかけての実装が行われるイーサリアムの大型アップデートということになる。