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アルタイル(英:Altair)とは・・・

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イーサリアム2.0の”アルタイル(Altair)”とは、Beacon Chain初の大型アップデートでありハードフォークの名称を指す。アルタイルでは主にETH2バリデータの管理方法が変更され、Inactivity Leakのペナルティ率やバリデータの報酬体系の変更、Slashing Whistleblowerの独立などが主な変更点となっている。またアルタイルはバリデータへの大きな影響として、ライトクライアントの導入準備となっており、将来的にバリデータの運用環境改善が目標となっている。

イーサリアム2.0のマルチクライアントテストネット”Pyrmont”にでは、テストネットの一貫としてアルタイルハードフォークに伴い破棄される。そのためイーサリアム2.0バリデータとしてテストしている場合、新規Beacon Chainテストネットである”プラーター(Prater)テストネット”に移行する必要があるので注意。

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イーサリアムにおける”CL”とはConsensus Layerの略であり、つまりPrysmやLighthouse、NimbusやTekuなどの”コンセンサスレイヤー”を指す。CLは別名”Beacon Chain(ビーコンチェーン)”とも呼ばれ、バリデータを管理するシステムチェーンであり、イーサリアムにおけるバリデータとノードのコンセンサスを担当するチェーン。
2022年9月15日に行われたイーサリアムのマージ(The Merge)移行はELとCLの2つでノードを構成するため32ETHをステーキングしているバリデータはELとCLの両方の同期を必要とする。