最新の墨汁マガジン

LayerZero(日:レイヤーゼロ)とは・・・

ツイート

イーサリアムの”LayerZero(ZRO)”とは”オムニチェーン・インターオペラビリティ・プロトコル(Omnichain Interoperability Protocol)”であり、イーサリアムの巨大エコシステムにおける”複数チェーン総合運用性プロトコル”を指す。LayerZeroの主な特徴としては直接的なCross-Rollupブリッジなどのサービスも提供しているが、主に”Bridge as a Service”として20を超えるDeFiやNFTプロトコルに統合されている。

 

LayerZero概要

LayerZeroはLayerZero Labsによって開発されており、主にイーサリアムL2及びPolygonやAvalancheなどのEVM経済圏間のブリッジを提供するStargate(スターゲート)やRadiant CapitalやSuhisSwap、OmniBTCなどの中間プロトコルとして多くのプロジェクトに統合されている。

LayerZeroのプロジェクト概要詳細は下記の表の通りとなる。

項目プロジェクト詳細
開発元LayerZero Labs
公式X(Twitter)@LayerZero_Core
メインネットローンチ2020年第1四半期
資金調達額2.93億ドル(449.19億円)
トークンシンボル$ZRO
関連プロダクトOFTスタンダード
種類ブリッジ
コア技術OFT, ONFT
創設年2021年
トークン配布方法エアドロップ及び寄付
ガスETH, APTその他対応チェーン

 

LayerZeroの公式ブリッジ

公式サービスとしては

・アプトスブリッジ(Aptos Bridge)

・ビットコインブリッジ(Bitcoin Bridge=BTC.b)

・テストネットブリッジ(Testnet Bridge=ETH Goerli Bridge)

・USDCブリッジ (LayerZero x Circle)*2023年7月現在デモサービス終了

を提供している。

2023年7月現在、LayerZeroはA16ZやParadigm(パラダイム)、Binance(バイナンス)などから1.71億ドルを資金調達している。

 

LayerZeroの仕組み

LayerZeroの仕組みとしてはrenBTCを発行するrenVMのようなミドルチェーン方式ではなく、Orbiter Financeのようなライトノード形式を採用しており、”Bridge as a Service”としてライトノード方式の欠点をクリアしDeFiやNFTプロジェクトが統合しやすいようにUltra Lite Node(ウルトラ・ライト・ノード=ULN)方式を独自に採用している。

 

LayerZeroのZROトークン

*詳細は「ZRO」を参照

2024年6月20日、LayerZero FoundationはZROトークンのTGEを開始した。一方でZROトークンはエアドロップではなく、

「付与権利があるLayerZeroユーザーが1ZROトークンにつき0.1ドルを寄付するという事実上のICOとなった」

として多くの避難を受けている。

 

 

類義語 : Orbiter Finance ZRO
スポンサードリンク
イーサリアムトレジャリー企業「TORICO」墨汁うまいが登壇、イーサリアムの未来を語る

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのクロスチェーンスワップにおける”ソースチェーン”とは、LayerZeroやOrbiter Financeなどを介したL2やzkEVM、EVMチェーンやAptosなどのMOVEチェーンにブリッジする際に最初にトランザクションを署名した”ブリッジ元のチェーン”を指す。
 
ブリッジにおけるソースチェーン ソースチェーンとはイーサリアムなどの元チェーンからzkSyncやArbitrum, Optimism(OP Mainnet)などのL2にブリッジする際、LayerZeroやOrbiter Financeのような公式ブリッジではないCross-Rollupブリッジから行う際に使用される専門用語。L2公式が提供するブリッジは”カノニカルトークン”のブリッジであるため、基本的にソースチェーンはイーサリアムのL1となるため特に概念としては存在しない。
一方でLayerZeroのようなブリッジでは
・Arbitrum→Optimism
・zkSync Era→Ethereum
のような異なるL2チェーンやEVMチェーンからのブリッジを行うため、”ブリッジ送金元のチェーン”という概念が存在する。このようなクロスチェーンスワップの送金元をソースチェーン(Source Chain)と呼ぶ。対して”ブリッジ先”のチェーンをターゲットチェーン(Target Chain)、またはディスティネーションチェーン(Destination)と呼ぶ。
 
エアドロップにおけるソースチェーンの重要性 高額エアドロップが期待されているLayerZeroにおいて、このソースチェーンを達成することがより多くのZROトークンを得ることができると考えられている。というのもソースチェーン数を増やすのは容易ではないため、多くの労力がかかるためだ。
対してターゲットチェーン(ディスティネーションチェーン)を増やすのは1つのソースチェーンからでも容易にでき、例えば
・Arbitrum → Optimism
・Arbitrum → zkSync Era
・Arbitrum → Base
と3回ソースチェーンで署名すれば増やすことができる。つまりソースチェーンが最も重要視されると見られるというわけだ。