最新の墨汁マガジン

APT(日:アプトス)とは・・・

ツイート

仮想通貨(暗号資産)のAPTトークンとはアプトス・ネットワーク(Aptos Network)のネイティブトークンの名称であり、アプトスにおけるガス(手数料)支払いとして使用される仮想通貨のことを指す。

APTの概要

 

メインネットローンチ:2022年10月18日

APT総発行数:10億APT

APT配布方法:エアドロップ

公式サイト:https://aptoslabs.com/

公式Twitter:https://twitter.com/Aptos_Network

 

APTの特徴

APTはFacebookが開発したMOVE言語を使用した新興ブロックチェーンの一つであり、2022年に入ってローンチされた”MOVEチェーン”である。

Aptos Networkの仕組みとしてはSUIと同様であり、トランザクションをバッチ処理をし、トップ100バリデータが処理を行う。イーサリアムのEVMを導入しているEVM経済圏とは仕組みが大きく異なるのが特徴。

 

AptosとLayerZero

Aptos上には2023年7月現在ステーブルコインのUSDCやUSDTは正規方式で発行されておらず、LayerZero(レイヤーゼロ)やWormholeなどのオムニチェーンブリッジプロジェクトを利用する必要がある。LayerZeroは”Aptos Bridge”を早くから提供しており、このAptos BridgeはWeb3ウォレットである”Pontem Aptos Wallet”に公式に統合されている。

LayerZeroは自信のブリッジを介して”lzUSDC”や”lzUSDT”をAptosチェーン上で提供しており、ステーブルコインにシームレスにアクセスすることが可能となっている。

 

類義語 : MOVEチェーン SUI
関連用語 : LayerZero
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのBlobsとは新たなトランザクション形式を指し、2024年3月13日に大型アップデートとなる「Dencun(デンクン)」でイーサリアムメインネットに実装された。
Proto-Dankshardingでの実装 BlobsはDencunアップデートで導入されたEIP-4844、通称Proto-Danksharding(プロト・ダンクシャーディング)によって使用することができる新たなイーサリアムのトランザクションタイプである。Dencunアップデート前まではArbitrumやOptimism、zkSyncなどのzkEVMによるRollupの書き込みはCALLDATAでイーサリアムブロックに取り込まれていた。
一方でProto-Dankshardingでは「Blobs」というトランザクション形式でイーサリアムの通常のブロック外に格納することで、Rollupを採用したL2などのネットワークが必要とする手数料を減らすことが可能となる。これによりL2のガス代は最大で100分の1まで低下することになり、イーサリアムのロードマップである「Rollup中心のスケーリング」への大きな一方となる。
 
開発ロードマップThe Surge このProto-Danksharding及びBlobsはイーサリアムの開発ロードマップのフェイズにおける「The Surge」にあたり、開発進行状況は中盤くらいまで進んだということになる。今後はThe SurgeとしてはイーサリアムとしてのDA(データ可用性)を高めるDASを導入することが目的とされており、Proto-DankshardingのBlobsはその前段階ということになるだろう。
 
Blobsに対応するL2一覧 Blobsに対応するL2及びzkEVMは下記となる。
 
・Starknet
・Base
・Arbitrum
・Optimism
・zkSync Era