最新の墨汁マガジン

Ether.fi(日:イーサファイ)とは・・・

ツイート

イーサリアムの「Ether.fi」とはイーサリアムのリステーキングプロトコルEigenLayer(アイゲンレイヤー)やビットコインステーキングのBabylon(バビロン)などの流動性リステーキング(LRT)を可能とするプロジェクトを指す。2025年5月時点でEther.fiはLRTにおいて最も高いシェアを獲得しており、Renzo Protocolとは約7倍の差がある。

 

Ether.fi概要

Ether.fiのプロジェクト概要は下記の表の通りとなる。

 

項目プロジェクト詳細
開発元Gadze Finance SEZC
公式X(Twitter)@ether_fi
チェーンイーサリアム, Linea, Base他
メインネットローンチ2023年5月3日
資金調達額3230万ドル
トークンシンボルETHFI
関連プロダクトEigenLayer, Babylon, Lido
種類LRT
創設年2022年
トークン配布方法エアドロップ
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

イーサリアムのMEVとは元は”Miner Extractable Value”と呼ばれていた、マイナーやバリデータが得られるブロック報酬とは別に得ることができる利益のことを指す。現在は”Maximal Extractable Value”の略称であり、利益の最大化を指す言葉に変化しているので注意。
DeFiのMEV問題 2020年から2021年にかけてイーサリアムのDeFiが人気を博すようになると、DeFiのフロントランニング問題によるMEV問題が深刻化した。
MEV自体はマイナーやバリデータにとって収益を最大化することは当然のインセンティブであるため、根本的な問題はフロントランニングにあるということになる。このMEVとフロントランニングによってガス代は1000Gweiを超え、2019年と比較するとガス代は最大で200倍にも高騰した。
MEV-BoostとPBS 2022年9月にマージが完了してCasper FFGに移行したことで、バリデータが誰もが平等にMEV-Boostを使用することが可能になり、ステーキング報酬をより高くすることができている。その一方で新たなイーサリアムの開発ロードマップとしてPBSがThe Scourgeとして提案されており、MEVの調整やリスクの軽減、分散性の向上が可能となるだろう。