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半減期(英:Halving)とは・・・

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ビットコインの半減期とはビットコインネットワークが21万ブロックごとにマイニング報酬を半減するプロトコルのことを指す。金などの希少な金融商品の採掘レートと近似させており、半減期と平均10分というブロック生成時間によりデフレ設定している。

ビットコイン半減期の歴史

ビットコインの半減期の歴史は下記のようになっている。

 

第1BTC半減期:2012年11月28日

第2BTC半減期:2016年7月9日

第3BTC半減期:2020年5月12日

第4BTC半減期:2024年4月27日(予定)

 

ビットコインのジェネシスブロックでは50BTCが報酬として1ブロックごとに発行されていたが、1回目の半減期で25BTC、2回目の半減期で12.5BTC、3回目の半減期を迎え現在のマイニング報酬は6.25BTCとなっている。2024年4月前後を予定している4回目の半減期では1ブロックに新規発行されるビットコインが3.125BTCとなる。

 

類義語 : 2100万BTC
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イーサリアムのL2とはLayer 2(レイヤー2)の略で、イーサリアムを”基本となるベースネットワーク”としてL1(Layer1)ネットワークと定義し、L1上に展開する2階層目の新たなネットワークを指す。
L2を利用する利点 イーサリアムやビットコインではブロックにトランザクションを取り込み、そのブロックの前と後ろの親子関係を示す情報とともに”ブロックチェーン”として鎖のようにつながるデータにとそれらのルールを定義した”コンセンサスルール”によってネットワークをセキュアに保っている。
一方でこれらのL1を維持するコストの高さやスケーラビリティの限界、コントラクト実行を行うEVMのボトルネック等から長期的な運用とスケーリング問題をブロックチェーンは必ず抱えている。L2ではこれらの制限を緩和してTX処理などを制限の圧倒的に少ないオフチェーンで処理することでスケーラビリティを大幅に増加させる利点がある。
イーサリアムのL2技術 L2にはビットコインのライトニングネットワークで話題となったが、イーサリアムには
 
・Rollup(ロールアップ)
・Plasma(プラズマ)
・State Channel(ステートチャンネル)
 
の3つの異なるL2コア技術が開発研究されている。
Rollup中心のスケーリング イーサリアムでは2021年に入ってRollupを使用したArbitrum(アービトラム)やOptimism(オプティミズム)などのL2がローンチしており、実際にDeFiを利用することができる。
さらに2023年に入って次世代Rollup技術であるゼロ知識証明を導入したzk-RollupのzkEVMネットワークのStarknetやzkSyncがメインネットローンチしており、L2がメインストリームとなりつつある。イーサリアムは今後10年の開発ロードマップの一部として”サージ(The Surge)”においてイーサリアム2.0とL2を組み合わせることで世界最大規模のワールドコンピュータを構成する。