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バリデータ(英:Validator)とは・・・

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バリデータとはイーサリアム2.0において、Beacon ChainやShard Chain上で新たなブロックをスロットに提案したり、アテステーションを行いCasper FFGのコンセンサスに参加するノードを指す。イーサリアムレガシーチェーンではPoWのEthashが採用されており、ブロック生成はマイナーが行うためGPUリグを組む、またはASICを購入するというイーサリアムネットワーク外の投資が必要である。対してイーサリアム2.0のバリデータでは32ETHをローンチパッドを介してデポジットコントラクトににステーキング(デポジット)することでバリデータとして登録することができる。

2020年12月1日にイーサリアム2.0がメインネットでスタートするため、最大でバリデータ報酬として年間21.6%を報酬として得ることができる。32ETHステーキング後にバリデータとしてイーサリアム2.0に参加するにはPrysmなどのETH2クライアントをインストールした後、GethなどでETH1ノードを建て、Beacon Nodeとバリデータノードを起動しなければならない。またバリデータはイーサリアム2.0のコンセンサスに常にオンラインで参加しなければならず、そうしない場合バリデータペナルティを受けてスラッシュされるため注意

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DeFiのアグリゲーターとはYearn FinanceやConvex Financeなどの別のコントラクトを仲介するDeFiプロジェクトを指す。アグリゲーターを介してコントラクトを利用することで、イーサリアムのガスの節約や、運用戦略、担保率の管理などのマニュアル操作では不利になる点でアドバンテージを得ることができる。アグリゲーターの種類としてはYearn FinanceのようなデポジットしたUSDCやETHなどを自動でイールドファーミング運用していくれる”イールドアグリゲーター”やConvex Financeのような”ブーストアグリゲーター”、1inchのような”DEXアグリゲーター”、”流動性マイニングアグリゲーター”など多くの種類が存在する。
2020年にYearn Financeがローンチしたことでアグリゲーターブームに火がつき、現在では”コントラクトを活用するコントラクト”というのが一般的となっており、流動性マイニングやイールドファーミングの利益を最大化するためになくてはならない存在となっていると言えるだろう。