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ニーモニックフレーズ(英:Mnemonic Phrase)とは・・・

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ビットコインやイーサリアムにおけるニーモニックフレーズとは、シードフレーズやパスフレーズなどと呼ばれ、Trezorなどのハードウェアウォレットなどのアカウントを復元する際に使用される11、20、24の英単語を示す。イーサリアムのKeystoreや秘密鍵のように、複製して複数のUSBメモリやHDDなどで管理できる一方、ハードウェアウォレットでのバックアップはニーモニックフレーズによるものになり、このフレーズを紛失してしまうと、仮想通貨のコントロールを失うことになる。

イーサリアム2.0の32ETHステーキング時のバリデータのデポジットでもニーモニックフレーズが生成され、イーサリアム2.0のアカウントを管理する重要なバックアップとなる。

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WBTCとはイーサリアム上でERC20トークンとして発行されているビットコインのことで、カストディアンのBitGoやKyber Networkなどのスタートアップによりビットコイン現物の裏付けのあるステーブルコインを指す。
 
WBTC概要  
項目プロジェクト詳細 開発元BitGo チェーンイーサリアム 種類カストディアン コア技術Wrapped Token 創設年2013年 メインネットローンチ2023年6月21日 資金調達額1.69億ドル(約246.5億円) 公式X(Twitter)@WrappedBTC トークンシンボル$WBTC  
Wrapped Tokenとは? WBTCのWとはWrappedの略であり、WETHと同様にビットコインをERC20トークンに変換して、DeFiで使用できるようにしているトークンを指す。WBTCを発行するにはビットコインをBitGoに預入る必要があり、発行プロセスはUSDCと同様となる。
 
WBTCの歴史 WBTCが発表されたのは2018年10月。WBTCはイーサリアム上のビットコインとして最も需要が高く、2020年5月にはMaker DAOの担保として導入された。WBTCを利用することでUniswapやCurve Financeで流動性マイニングやイールドファーミングを行うことができ、ビットコインを保有しながらインカムゲインを得ることができるという利点がある。
またWBTCがローンチしてから一定期間は発行数が少なく、Uniswapの流動性が低かったことからフラッシュローンによるフラッシュクラッシュによる攻撃を受け、DEXのbZxが提供するWBTCとの取引ペアが価格操作をされた。2020年8月末現在約33,000BTCに相当するWBTCがイーサリアム上発行されている。
BitGoをカストディアンとして必要とするWBTCに対し、renVMにより非中央集権的に発行することができるrenBTCがある。