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デポジットコントラクト(英:Deposit Contract)とは・・・

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デポジットコントラクトとはイーサリアム2.0(ETH2)において、Beacon Chainのバリデータとして登録するために32ETHをステーキングするコントラクト。イーサリアムのレガシーチェーン上にデプロイされ、ステーキングされたETHはBETHへと変換される。イーサリアム2.0フェイズ2までは1wayバーンとなる。

2020年11月5日、イーサリアム上にでデポジットコントラクトがデプロイされ、Beacon Chainへの32ETHステーキングとバリデータ登録が開始された。デポジットコントラクトのアドレスは0x00000000219ab540356cBB839Cbe05303d7705Faとなっている。コントラクトであるため、直接32ETHを送金してしまうとステーキングではなく資産をGOXするので注意。デポジットコントラクトへの32ETHステーキングはローンチパッドを介して行われる。

デポジットコントラクトへのステーキング後、バリデータとしてイーサリアム2.0に参加するにはBeacon Nodeとバリデータノードを起動しなければならない。

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仮想通貨(暗号資産)の「規制投資会社」とはRIC(Regulated Investment Company)とも呼ばれ、米国における投資会社法で1940年に制定されたミューチュアル・ファンドまたはETF(上場投資信託)の一般的な形態を指す。日本では1998年に規制投資会社の形態が導入された。
 
ETFが規制投資会社(RIC)を採用利点 規制投資会社(RIC)は米国市場におけるビットコインETFやイーサリアムETFが利用する通常の形態であり、C-corporationつまり上場会社などが採用する通常の企業形態とは異なり、法人側と株式を持つ投資家側の二重課税を回避できるという利点がある。
 
ステーキングETF実現のための規制枠回避 2025年5月31日、ETFプロバイダーのREX SharesはステーキングETFとして初の事例となり得るイーサリアム(ETH)とソラナ(SOL)のステーキングETFのローンチを米国証券取引委員会(SEC)に申請した。
REX SharesのETHステーキングETFとSOLステーキングETFはこの規制投資会社(RIC)を採用しておらず、ケイマン諸島の子会社が運用する仮想通貨現物をC-corporationの形式で運用する非常に珍しい形態のステーキングETFとなる。