最新の墨汁マガジン

Orbiter Finance(日:オービター・ファイナンス)とは・・・

ツイート

イーサリアムL2のOrbiter Financeとは次世代Cross-Rollupを提供するブリッジプロジェクトを指す。従来のHop ExchangeやCellarのcBrdige、Multichain(元Anyswap)のようなAMM型の流動性をベースとしたブリッジと異なり、保証金型のインセンティブとペナルティによるEOAアカウントを介した新たなモデルを採用しているという特徴を持つ。

 

Orbiter Financeの仕組み

Orbiter FinanceではCross-Rollupを提供するノードの”Maker”がEOAアカウントをベースにしているため、非常にブリッジが早いという大きな利点を持つ。仕組みとしてはMDCがMakerの保証金を預かり、EBCやSPVCなどのコントラクトで独自の検証可能なネットワークを構築することでシームレスにCross-Rollupブリッジを可能としている。

 

Orbiter Finance対応のRollup一覧

Orbiter FinanceではCross-Rollupだけでなく、イーサリアムL1やEVM経済圏、Validium(StarkEx)などにも対応しており、2025年1月現在ブリッジ対応は68チェーンにも上る

 

チェーン名チェーン種類サブカテゴリガス
EthereumL1EVMETH
Arbitrum OneL2Optimistic RollupETH
OptimismL2Optimistic RollupETH
BaseOP StackイーサリアムL2ETH
BlastOP StackイーサリアムL2ETH
MantleOP StackOptimiumMNT
FraxtalOP StackOptimiumETH
World ChainOP StackイーサリアムL2ETH
TaikoOP StackイーサリアムL2ETH
opBNBOP StackBNB
ZoraOP StackイーサリアムL2ETH
InkOP StackイーサリアムL2ETH
LiskOP StackイーサリアムL2ETH
ModeOP StackイーサリアムL2ETH
MantaOP StackETH
UnichainOP StackイーサリアムL2ETH
Arbitrum NovaArbitrum OrbitイーサリアムL2ETH
ApeChainArbitrum OrbitイーサリアムL2APE
zkSync ErazkEVMzk-RollupETH
LineazkEVMzk-RollupETH
ScrollzkEVMzk-RollupETH
Polygon zkEVMzkEVMzk-RollupETH
BNBEVMチェーンBNB
Polygon PoSEVMチェーンMATIC
SonicEVMチェーン元FantomS
ZetaChainEVMチェーンZETA
CoreEVMチェーンCORE
SophonZK StackValidiumSOPH
X LayerPolygon CDKzkEVMOKB
SolanaSVML1SOL
EclipseSVMイーサリアムL2ETH
SuiMOVEチェーンL1SUI
StarknetCarioVMzk-RollupETH
ZircuitAVSEigenLayerETH

 

過去にはdYdXやMetis、Bobaなどにも対応していたが、現在は使用することができない。

 

OBTトークンのエアドロップ

Orbiter Financeは2024年12月にポイントプログラムとなるOポイントをローンチ、2025年1月16日にスナップショットを取り1月20日にTGEを予定している。トークン名は「$OBT」となっており、詳細は下記の通りとなる。

 

項目詳細
シンボル$OBT
チェーン・イーサリアム
・Arbitrum
・Base
総発行数100億$OBT
TGEエアドロ割当22%(22億$OBT)
VC割当10%(10億$OBT)

 

類義語 : LayerZero
スポンサードリンク

人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨(暗号資産)や株の”夏枯れ”とは、7月から9月にかけての第3四半期において相場のボラティリティや出来高が他の四半期に比べて極端に下がる相場のことを指す。
 
夏枯れの語源 金融市場において”夏枯れ相場”と呼ばれる語源とされているのは「植物が夏の暑さにより生気を失うこと」などを意味する”夏枯れ”を相場に当てはめたものだと考えられる。夏枯れ自体の意味には小売業などでも2月と8月に客足が遠のいて売上が減少すると言われている夏のことを指す。
 
夏枯れ相場の理由 仮想通貨が夏枯れ相場に陥る理由としては米国などの市場をリードする国が長期休暇に入ることで大口投資家や機関投資家がポジションを清算、あるいは相場から中期的に離れることによることが理由と考えられている。
夏枯れはある種”セル・イン・メイ(Sell in May)”のようなアノマリーに近い用語であり、明確な定義などはない。仮想通貨におての夏枯れは強きの上昇トレンド時にはあまり見られず、出来高の減少等が確認できないこともある。