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Celestia(日:セレスティア)とは・・・

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仮想通貨のCelestiaとはイーサリアムのBeacon ChainとETH1エンジンというモジュラーチェーン構造のアプローチを参考にしたDAレイヤープロジェクトを指す。2024年12月現在、CelestiaをDAレイヤーとして採用して実際に使用しているRollupなどのプロジェクトは20にのぼる。

 

Celestiaの概要

 

開発元Celestia
公式X(Twitter)@celestia
メインネットローンチ2023年10月31日
資金調達額1.56億ドル(238.92億円)
トークンシンボル$TIA
対応チェーンCosmos
種類DAレイヤー
コア技術データ可用性(Data Availability)
創設年2019年
トークン配布方法エアドロップ
ガス$TIA

 

*プロジェクト別の資金調達額などのデータはこちら

 

Celestiaを採用したプロジェクト一覧

Celestiaを採用したプロジェクトは下記表の通りとなる。

 

プロジェクト名公式Twitter(X)トークンシンボル
Eclipse@EclipseFNDN/A
Manta Network@MantaNetworkMANTA
Karak Network@Karak_NetworkN/A
B3@b3dotfunN/A
Orderly Network@OrderlyNetworkN/A
Aevo@aevoxyzAEVO
LightLink@LightLinkChainN/A
Ancient8@Ancient8_ggA8
Derive(元Lyra)@derivexyzLYRA
Public Goods@pgn_ethHYPR
Gold@GoldChainDevONCHAIN
HAM@HamOnWarpcastN/A
Onchain@onchaincoinN/A
Forma@FormachainN/A
Flame@Flame_evmN/A
Bittendo@TheRealBittendoN/A
Eternal AI@CryptoEternalAIN/A
Turbo@TurboFNDN/A
Hypr Network@hypr_networkN/A
Stack.so@stackdotsoN/A

 

DAレイヤープロジェクトの一覧

Celestiaと同様のDAレイヤープロジェクトは下記表の通りとなる。

公式X(Twitter)資金調達額(ドル)資金調達額(円換算)シンボル
@ethereum1866万ドル28.4億円ETH
@eigenlayer1.644億ドル250.93億円EIGEN
@CelestiaOrg1.159億ドル170.33億円TIA
@AvailProject7500万ドル114.48億円AVAIL
@0G_labs3500万ドル53.42億円N/A
@dymension670万ドル10.23億円DYM
関連用語 : EIGEN EigenLayer
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Arbitrumとは? イーサリアムL2のArbitrumとは2021年9月1日にイーサリアムメインネットにローンチしたOptimistic Rollup(オプティミスティック・ロールアップ)をコア技術として使用したL2プロジェクトを指す。Arbitrumは2021年6月1日にデベロッパー向けにベータ版としてローンチし、現在はユーザーが使用できるArbitrum Oneとしてローンチしている。
 
Arbitrumの概要  
項目プロジェクト詳細 開発元Arbitrum 公式X(Twitter)@arbitrum メインネットローンチ2021年8月31日 資金調達額1.237億ドル(188.77億円) トークンシンボル$ARB 関連プロダクトArbitrum Orbit 種類L2 コア技術Optimistic Rollup 創設年2020年 トークン配布方法エアドロップ 総発行数100億ARB ガスETH コントラクト(Arbitrum)0x912ce59144191c1204e64559fe8253a0e49e6548  
Arbitrumの正式ローンチ後、先にメインネットローンチしていたOptimismの10倍を超える21億ドルのETHやUSDCなどがすでにロックされており、L2で最も使用されているネットワークとなっている。ArbitrumではEVMが実装されているため、UniswapやCurve Financeといった主要DeFiプロジェクトをすでにL1である”イーサリアムメインネットと同様”に使用することができるという利点がある。
またArbitrumはBSCやPolygonのようなサイドチェーンとは異なるL2であり、L1より安いガスで使用できるため今後イーサリアム2.0とL2を合わせてイーサリアムは巨大なワールドコンピュータを構築することになる。
“Optimisti Rollup” vs “zk-Rollup” Arbitrumは”Optimistic Rollup”というOptimismと同様のコア技術で構築されているが、ゼロ知識証明を導入した次世代Rollupである”zk-Rollup”の2つが開発されている。このzk-Rollupを導入したEVMを”zkEVM”と呼ばれており、2023年に入ってzkSyncやStarknet、LineaやPolygon zkEVMなどがローンチしている。
Optimistic RollupではDeFiの最大手Curve FinanceやUniswap、AaveなどがイーサリアムのL1と同様に利用できる一方、zk-Rollupを採用したL2ではSyncSwapやSatoriなど新たな世代となるDeFiしか利用できないというデメリットがある。Orbiter FinanceやLayerZeroなどのブリッジプロジェクトがシームレスな”Cross-Rollup”を提供している現在において、Optimistic Rollupとzk-Rollupとの技術的な格差はユーザーは実感することはほとんどないと言えるだろう。
 
Arbitrum OrbitとL3 Arbitrumは2023年6月、「Arbitrum上に展開するL3を構築する”Arbitrum Orbit”」を発表。イーサリアムは基礎チェーンであり、L2となるArbitrumのセキュリティを担保しており、このArbitrum Orbitではそのさらなる上の階層としてL3ネットワークを構築することができる。
Arbitrumgは2023年現在、
メインチェーン:Arbitrum One
サブチェーン:Arbitrum Nova
の2チェーンを公式にリリースしており、Arbitrum NovaはArbitrum Oneと同じL2となっているが、今後L3が公式にリリースされる可能性が高い。
 
ARBトークンとエアドロップ 2023年3月、Arbitrumの開発を行うOffchain Labs(オフチェーン・ラボ)は”Arbitrum Foundation”の設立を発表。Abitrumを使用していたユーザーに対してガバナンストークンとなるARBトークンをエアドロップした。このARBエアドロップではアクティブユーザーに100万円単位の大きなエアドロップイベントとなった。
ARBトークンのエアドロップはOptimismのOPトークンと同様に2度目が行われる可能性を示唆している。
Arbitrumネットワーク情報  
チェーンID:42161
手数料通貨:ETH
ガバナンストークン:ARB