仮想通貨(暗号資産)のFDVとは2021年以降から次第に使われはじめた指標であり、「Fully Diluted Valuation」の略ですなわち「完全希釈化後評価額」を指す。仮想通貨はビットコイン(BTC)に代表されるように市場供給量(Circulation Supply)と総発行数(Max Supply)とに違いがあり、時価総額は前者と現在の価格をかけ合わせたもので、FDVは後者と現在の価格をかけ合わせて算出された指標を指す。
FDVでは現在の価格が同じ仮想通貨セクターにおいて市場評価が妥当かをシミュレーションすることができる指標であり、TGEにおける適正価格を算出するのにも有効となる。そのためエアドロップにおいて価格予想をするために用いられることが多いが、市場の割安さや投機加熱感を算出するのにも有効な指標。