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Rabby(日:ラビー)とは・・・

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イーサリアムの「Rabby」とはMetamaskに変わるWeb3ウォレットインターフェイスアプリケーションである。Rabbyはポートフォリオアグリゲーターで、ブロックチェーンSNSを提供するDeBankが開発している。

 

Rabby概要

 

項目詳細
名称Rabby(ラビー)
種類Web3ウォレット
開発元DeBank
公式X@Rabby_io
公式https://rabby.io/
資金調達2500万ドル
対応チェーンETH,ARB,OP,ZKなど110以上
トークンTBA

 

ハードウェアウォレットの対応

RabbyではDeFiに必須なTrezorやソラナやAptos、SuiなどのMOVEチェーンで使用されることが多いLedgerなどのハードウェアウォレットのアカウントインポートに対応している。

2025年4月現在、Rabbyのサポートするハードウェアウォレットは11種類となっている。

Noハードウェアウォレット
1Trezor
2Ledger
3GridPlus
4OneKey
5Keystone
6NGRAVE ZERO
7BitBox02
8CoolWallet
9AirGap Vault
10imToken
11imKey

 

Revoke機能搭載

DeBankでは過去にRevoke機能を提供していたが、RabbyのローンチによりそのRevokeによるApprove管理サービスを移行。現在はRabbyをインストールしてEOAをインポートしなければRevokeをすることができない。

対義語 : Metamask
類義語 : DeBank
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人気仮想通貨用語辞典

仮想通貨(暗号資産)のLUNA事件とは2022年5月10日に一夜にして無価値となった韓国のTerraform Labsが提供していたアルゴリズム・ステーブルコインプロジェクト「Terra」のLUNAトークン崩壊事件を指す。
このLUNA事件の影響で仮想通貨ヘッジファンドのThree Arrows Capital(通称:3AC)が破産し、2022年11月に仮想通貨取引所最大手FTXが破産、連鎖倒産で仮想通貨レンディングのBlockFiやCelsius、Voyagerなどが破産。数千億円以上の債権者が生まれて仮想通貨市場が低迷した。
 
LUNA価格崩壊の時系列  
No日付時系列 12022年5月7日運営が1.5億USTをCurve Financeから引き出し 22022年5月7日大口が8400万UST売却 32022年5月8日CEO、Do Kwon「4Poolのために資金抜いた」と発言 42022年5月9日ビットコイン準備金でUST買い支えを行うか投票 52022年5月10日LUNA価格が60ドルを下回る 62022年5月10日ビットコイン価格が下落、UST売却加速 72022年5月10日LFGが4.25万BTCを出金 82022年5月10日8万BTC約3200億円でUSTを買い支え 92022年5月10日価格が一時的に戻り1USTが0.9ドルに回復 102022年5月11日Do Kwon「USTの回復プランを発表予定」と発言 112022年5月11日LUNA価格が30ドルを下回る 122022年5月11日LUNA最大発行数を12億に増加する提案を発表 132022年5月11日1USTが0.7ドルを切る 142022年5月11日Anchor(レンディング)のAPYを6分の1に引き下げ提案 152022年5月11日LUNA価格が1ドルを下回る 162022年5月12日LUNA価格が最高値から74000分の1へ 172022年5月12日LFGが8.8億USTを償却して2.2億LUNA取得  
Terraform LabsのCEO、Do Kwonの逮捕 2022年9月14日、韓国捜査当局はDo Kwonに「資本市場法違反」で逮捕状を発行、同月26日にインターポールが国際指名手配のレッド・ノーティスを発行。同月27日、Terraform LabsのCEO、Do Kwonが3313BTC(当時約96億円)を仮想通貨取引所のKuCoinとOKXに送金、韓国当局の要請により1354BTCが凍結されている。
2023年3月23日、雲隠れしていたDo Kwonがモンテネグロにて逮捕。LUNA事件の終焉となる。
 
FTX破産とBlockFiの連鎖倒産 このLUNA事件によりビットコイン及びイーサリアム価格が暴落して仮想通貨ヘッジファンド、Three Arrows Capital(3AC)が2022年7月2日に破産。ここから2022年の過去最大となる悲劇の仮想通貨企業連鎖倒産が始まった。
7月6日には仮想通貨レンディングのVoyager Digitalが破産、原因はレンディングにおける貸付先の60%が3ACであったことが原因であり、FTXの投資法人Alameda Researchが債権者となる。7月14日には仮想通貨レンディングの「Celsius」が同様の理由で破産。7月15日には約1668億円の損失が発覚。
2022年11月、FTXのAlameda Researchが莫大な損失を抱え、資産の大半が価値のないFTTトークンであることがリークされた結果、取り付け騒ぎが起きて11月11日に破産。11月29日、FTXに巨額のローンを提供していた仮想通貨レンディングのBlockFiが連鎖倒産となる。
2922年12月、DCGの子会社Genesis Globak Caital(Genesis Trading)がFTXの破産で235億円の資金が凍結され、2282億円の支払い債務危機に直面。2023年1月20日、破産。
2023年6月、韓国の仮想通貨レンディング「Haru Invest」が出金を停止して破産。CEOを含む経営陣が約1226億円の顧客資産を使い込みしていたことで2024年2月に逮捕される。