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現物(英:Spot)とは・・・

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仮想通貨における「現物」とはビットコインやイーサリアムなど実際にEOAなどのアカウント間で送金したり、コントラクト実行に使用できるものを指す。

現物とデリバティブ

仮想通貨(暗号資産)における現物は実際に所有権を有したまま送金を行ったり、支払い、あるいはイーサリアムやEVM/L2の場合ではDeFiやNFTなどのコントラクト実行を行うことができるものだ。

対してCMEが提供するビットコイン先物や仮想通貨取引所で人気な無期限のパーペチュアルコントラクトのような「送金や出金ができないもの」はデリバティブとなる。

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仮想通貨(暗号資産)の「ステーキングETF」とはイーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)などのコンセンサスアルゴリズムとしてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しているブロックチェーンにおいて、仮想通貨ETFが運用している現物をイーサリアムなどのステーキングを行い報酬を得て投資家に配当する形態のETF(上場投資信託)を指す。
対象的にビットコインETFではBTC現物はASICなどの専用機器によりマイニングしなければ報酬を産まないため、ゴールドETFのように利回りを産まない。
 
米SEC初のステーキングETFを承認 2025年3月31日、米国証券取引委員会(SEC)は有効登録届出書(Effective Registration Statement )によりREX SharesのイーサリアムステーキングETFとなる「REX-Osprey ETH +STAKING ETF」とソラナステーキングETFとなる「REX-Osprey SOL +STAKING ETF」を承認した。
その前日に米国証券取引委員会(SEC)は「ハウィーテストにおけるステーキングは投資契約ではなく、証券ではない」という見解を出しており、この承認のための声明であったと考えられる。