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Sharding(日:シャーディング)とは・・・

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Shardingとは、イーサリアム2.0のフェイズ1で実装が予定されているブロックチェーンのトリレンマを解決し、スケーリングを可能とする新たな技術。ブロックチェーンを複数の並列のチェーンに分割することで、TPSを大幅に向上させるスケーラビリティ解決方法であり、スケーリングが困難なブロックチェーンを次のレベルへと成長させることができる。

Shardingはサイドチェーンと比較し、より綿密な連携を行うことで1つのネットワークとなることができるため、イーサリアムネットワークの根本的なスケーラビリティを解決することができるという利点がある。Shardingを完全に実装するには各Shard Chain間のトランザクションのやり取りとなるCross Shardなどの技術が必要であり、イーサリアム2.0フェイズ1での実装ではまだ完全な実装とはならない。

当初の予定では1024Shard Chainが実装される予定だったが、2021年3月現在は64Shard Chainが実装される予定となっている。Shardingはセキュリティを保ちつつスケーリングを可能にする次世代ブロックチェーンといえる。

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イーサリアムのRollupとはL2におけるコア技術の一つで、イーサリアムL1のセキュリティを享受しつつ、トランザクションやEVMによるコントラクト実行をオフチェーンで行うハイブリッド技術を指す。
 
Rollupの仕組み トランザクションのバッチ処理をオフチェーンでバリデータが行い、シーケンサー(Sequencer)がイーサリアムL1上にデプロイされたコントラクトに書き込むハイブリッド形式で運用する。またRollupではEVMを実装が難しいPlasmaやState Channelのような他のL2コア技術と異なり、EVMを標準的に実装できることから、即座のL2戦力となるという利点がある。
 
Proto-Danksharding イーサリアムのShapellaの次期大型アップデート”カンクン”で導入されるEIP-4844、通称Proto-Danksharding(プロト・ダンクシャーディング)ではこのRollupのトランザクションを特別なBlobs(ブロブ)として取り扱う実装が行われる予定となっている。このProto-DankshardingによりRollupではガス代を最大100分の1まで削減でき、事実上のイーサリアムのスケーラビリティも増大することになる。
 
Optimistic Rollup一覧 Optimistic Rollupを採用したイーサリアムL2ネットワークは主に
 
・Arbitrum(アービトラム)=ARBトークン
・Optimism(オプティミズム)=OPトークン
・Base(ベース)=トークンなし
・Metis Andromeda(メティス・アンドロメダ)=METISトークン
・Boba Network(ボバネットワーク)=BOBAトークン
 
の5つとなる。
BaseおよびMetis Andromeda、Boba NetworkはOptimismをベースとしたフォークチェーンとなる。
 
zk-Rollup一覧 zk-Rollupを採用したイーサリアムL2ネットワークは主に
 
Linea(リネア):トークンなし(LNAトークン発行か?)
Scroll(スクロール):トークンなし(SCRLLトークン発行か?)
zkSync(ジーケーシンク):トークンなし(ZKSトークン発行か?)
StarkNet(スタークネット):STRKトークン
Polygone zkEVM(ポリゴン・ジーケーEVM):トークンなし
 
の5つでLineaとScrollは2023年6月現在テストネットのみでメインネットローンチはしていない。